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楽しんで暮らしを創る

「暮らし」を楽しんでいますか?
と質問されたら、なんて答えるだろうか。

「もちろん」
「暮らしよりも仕事が大事」
「そんなこと気にしたこともない」

どんな答えが出てくるだろう。

一日に8時間以上過ごす職場をもっといいものにしよう。
そんな言葉もよく聞く。

人生を過ごす暮らしをいいのもにしよう。
って言葉はあまり聞かないような…。

自分の人生、会社が終わってからも過ごす時間。
そんな自分の暮らしも暮らしも楽しみましょう。

っということを、もっと意識しても良いのかも。

暮らしと生活

「暮らし」に似た言葉として「生活」がある。

「暮らし」と「生活」の言葉としての違いを調べても
特に意味の違いを見つけることは難しい。

でも、言葉の響きとしては別の物という感じがする。

この違いはなんだろう?

「生活」という言葉には、生活家電と言う言葉もあるように、
掃除、洗濯、食事等、日常のやることという印象がある。
そういう面で捉えると、「生活」は「やること」という意味が強い、
Doingな言葉だと感じる。

「暮らし」という言葉は、その日暮らしや良い暮らし、
暮らし方、暮らしぶり、田舎暮らしというような言葉が似合うような、
雰囲気というか、ふわっとした印象がある。
そういう面で捉えると、「暮らし」は「考え方やあり」方という面が強い、
Beingな言葉だと感じる。

「生活」はDoingな言葉。「暮らし」はBeingな言葉。
こうやって並べてみて、個人的にしっくりしている。

そういう、Beingな「暮らし」は
どうあったら楽しんで創っていけるんでしょうか。

「リトルフォレスト」から見る暮らし

『リトルフォレスト』という映画がある。
東北のとある村の中の小さな集落“小森”での日常を描いた映画。
夏・秋版と、冬・春版の2本で四季を網羅している。

漫画が原作のようで、韓国でも映画化されているとのこと。

一度都会に出たけど、小森に戻って暮らしている女性は、
近くにスーパーやコンビニもない中で、
稲を育て、畑仕事をし、周りの野山で採った季節の食材から、
毎日の食事をつくり、暮らしている。

日々農作業をしたり、食事を作ったり、
次の季節や次の年を見据えながら準備もしていく。
不便もあれば、豊かでもある暮らし。
とてもゆっくりした空気が流れる、スローライフ。

人によって憧れるかもしれないし、
こういうところで暮らしたくないと思うかもしれない。

でも、こういう暮らしに憧れる人もいる。

こういう暮らしにある魅力ってなんなんだろう?
それを選択するには、何があるとよいんだろうか?

自分の暮らしを考える

自分の暮らしを選ぶとき、どんなことを考えるだろうか。

どんな場所に住むか、どんな間取りか、家賃はいくらか。
駅からの距離は、職場からの距離は、繁華街からの距離は。
近くにスーパーやコンビニはあるか、その他必要なものはあるか。

住まいのことが基準になることが多いかもしれない。

一旦、住まいや職場のことを横に置いて、
自分の望む暮らし、
自分のやりたいこと暮らし、
を考えると、どんな暮らしが浮かんでくるだろうか。

趣味を優先した暮らしもあるかもしれないし、
自然がそばにある暮らしもあるかもしれない。
近所、集落の人と関わり合いながらの暮らしかもしれないし、
誰とも会わない暮らしかもしれない。

『リトルフォレスト』の様に、
農村部で畑と触れあいながらの暮らしかもしれないし、
海の近くで釣りをしながらの暮らしかもしれない。
郊外の一軒家での暮らしかもしれないし、
都心のマンションかもしれない。

自分がワクワクする暮らしは、どんな暮らしだろうか?

住まいの良い面を探してみる

都心や市街地で住まいは、
身近に便利な物があふれてる暮らしとなるだろうか。
スーパー、コンビニ、生活に必要なものは近くにあり、
駅も近く、遊びに困らないようなイメージ。

遅くまで電車もあり、遅い時間まで色々な活動が出来る。
飲みに行っても家に帰ることが出来るし、
家に帰らないという選択肢もあるかもしれない。

田舎での暮らしは、車での移動が基本となり、
自然豊かなで、夜は人の声よりも虫や蛙の声が響く。
ネットワークの帯域が広くなくても快適だったりする。
(ベストエフォートでも利用者数が少なかったりするとね)

朝は満員電車に乗らず、
自然や畑に触れてから心地よく仕事に取り組めるかもしれない。

もちろん、悪い面は探さなくても沢山出すことは出来る。

だからこそ、自分の望む暮らしという面で、
住まいを見つめてみる。

自分や家族との望む暮らしを考える

仕事上、あるいは子どもの教育のため
都心部にいた方が良いというのもあるかもしれないし、
逆に都心部から離れても問題ないかもしれない。

都心部だろうが、田舎だろうが
どこに住もうとも何かしらの制約はあることだと思う。

そういうことを一旦脇に置いて、
自分や家族との望む暮らしを考えてみる。

リモートワークで働きやすくなったからこそ、
自分の望む暮らしを創りやすくなっているかもしれない。

そうやって考えてみることで、

釣りを手軽に出来る浜ちゃんみたいな暮らしをしたい。
自分の食べる野菜を自分で作る暮らしをしたい。
喧噪を離れて、家族とのゆっくりとした暮らしをしたい。
自分達の望む家を自分達でリフォームして暮らしたい。

どんなイメージが浮かんでくるだろうか。
浮かんできたイメージを否定せずに、膨らましていく。

自分が家族と一緒にわくわくする暮らしをイメージしてみる。
家族と共有してわくわくを膨らます。
そこから今の暮らしを見てみる。

今の暮らしをもっと楽しいものにするには、
なにがあると良いだろう。
どうなると良いだろう。

そういうことが、
暮らしを楽しむことのキッカケになるかもしれない。

家族との暮らしを楽しむ時間も
創ってほしいと願っています。


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