見出し画像

番狂わせ?それとも優勝候補同士の決勝?RIZIN.33バンタム級トーナメント勝敗予想

こんばんは。
昨日は那須川天心の対戦相手が五味隆典と発表され、いよいよ大晦日の対戦カードが揃いましたね。

RIZIN33 対戦カード15試合

【バンタム級トーナメント】
朝倉海 vs. 瀧澤謙太
扇久保博正 vs. 井上直樹
元谷友貴 vs. 金太郎(リザーブマッチ)

【ライト級タイトルマッチ】
ホベルト・サトシ・ソウザ vs. 矢地祐介 

【スペシャルワンマッチ】
那須川天心 vs. 五味隆典
斎藤裕 vs. 朝倉未来
皇治 vs. YA-MAN
浜崎朱加 vs. 伊澤星花
萩原京平 vs. 鈴木博昭 
武田光司 vs. “ブラックパンサー”ベイノア 
シビサイ頌真 vs. 関根"シュレック"秀樹
久保優太 vs シバター
RENA vs. パク・シウ
祖根寿麻 vs. 太田忍
三浦孝太 vs. YUSHI

来週の火曜日に対戦順も決まるとのことで、そろそろ自分も恒例の勝敗予想をやっていこうと思います!

今回は、早々に試合が決まったバンタム級トーナメントについてです!

今年の6月から16人で行われてきたバンタム級トーナメントも残り4人といよいよ大詰めという感じ。

世間的には朝倉海と井上直樹が順当に決勝に上がってくると思われていますが、どうなるのか。
そしてアクシデントに備えてリザーブマッチも用意され、それもなかなか面白いカードですので、早速予想に行ってみましょう!

RIZINバンタム級JAPAN_GP 
リザーブマッチ:5分3R(61.0kg) 
元谷友貴 vs. 金太郎

準々決勝で敗退した選手の中から、この二人がリザーブマッチとして選ばれました。
寝技の印象が強い元谷だが、最近は打撃の技術も高くなり、どこでも勝負できるコンプリートファイター。金太郎は持ち前のフィジカルを活かした打撃と打たれ強さで前回の井上直樹戦はかなり会場を沸かせた。

【展開予想】
序盤から金太郎が距離を詰めて打撃戦を挑み、元谷も引かずに応戦。大振りの金太郎の打撃を交し元谷がコンパクトな打撃を当てて優勢となる。2R以降からさらに金太郎がギアを上げ前に出たところに元谷がタックルをしかけるも、うまく切ってそこから徐々に金太郎の打撃が当たるようになる。3Rも前に出続ける金太郎に元谷が押され試合終了。
結果は、2-1で金太郎の判定勝ち予想。

最近の元谷は打撃で崩して寝技に行く印象で、序盤に優位に立てるかが勝負の分かれ目かなと。後半になればなるほど金太郎有利の試合になりそうなので、元谷が勝つとしたら早期決着の一本勝ちだとは思います。
ただ、勢いに乗ってるのは金太郎の方なので、その差で価値を掴むのかなと。

RIZINバンタム級JAPAN_GP 
準決勝:5分 3R(61.0kg) 
朝倉海 vs. 瀧澤謙太

これまで名勝負を繰り広げ、RIZINのバンタム級を支えてきた優勝候補筆頭の朝倉海に対するは、前戦で大方の予想を裏切り元谷にTKO勝ちして勢いに乗ってる瀧澤。トーナメント優勝は通過点という海を、瀧澤が今回も喰ってしまうのか?

【展開予想】
1R序盤は瀧澤がサークリングしながらの足技で翻弄しなかなか海が打撃を当てられずやや劣勢。1R後半に滝澤をコーナーに追いつめて打ち合いの展開に持ち込み、瀧澤がダウン。しかしなんとか立ち上がり2Rへ。2Rからダメージが残った瀧澤の動きが悪くなり、海の打撃が当たり始める。3R海も打ち疲れで動きが悪くなり逆に瀧澤がパンチで盛り返し両者ドロドロの展開になり、試合終了。
結果は、3-0で朝倉海の判定勝ち予想。

結構お互いボロボロの試合になると思います。瀧澤はリーチが長くて蹴りも多彩なので海的にはかなりやり辛いと思います。加えてタフなので一瞬で意識を飛ばさないと試合が終わることはなさそう。決して海はディフェンスが上手いという選手でもないため、瀧澤が一発を当てる可能性は全然ありえる。何発か被弾もすると思うので判定で何とか勝つも、決勝は割と満身創痍で向かう形になるかなと。

RIZINバンタム級JAPAN_GP 
準決勝:5分 3R(61.0kg) 
扇久保博正 vs. 井上直樹

扇久保は日本人に対しては堀口恭司と朝倉海にしか負けておらず、バンタム級のトップコンテンダーであることは間違いない。トーナメントは春日井・大塚とフルラウンドで競り勝ってきた地力がある。井上はUFC離脱後のRIZINでは5戦5勝。トーナメントは石渡・金太郎のストライカー二人に完封して勝ってきた。トータルスキルのぶつかり合い。まさに総合格闘技といった試合になりそう。
扇久保は自分が夢破れたUFCへの切符を掴んだ井上との試合をずっと望んでいたとのことで、その辺のドラマも踏まえるとかなり楽しみな一戦。

【展開予想】
1Rは井上のカーフとジャブで距離を取られて、扇久保が中々打撃が当たる距離に入れず劣勢に。2Rから扇久保がパンチを振りながらのタックルを仕掛けるも膠着になりブレイク。スタンドの攻防にもどり再び井上のペース。3R序盤にも扇久保がテイクダウンを成功するもスクランブルで井上にバックを取られ、グラウンドでも劣勢に。なんとか逃げてスタンドに戻り、最後は扇久保がパンチを振って何とか当てようとするが、井上が冷静にカウンターを合わせ的確にダメージを与えたところで試合終了。
結果は、3-0で井上直樹の判定勝ち。

井上は、石渡と金太郎に打撃で勝利し、元谷と渡辺修斗には寝技で勝利するといった感じで、相手の土俵で勝ってきたが、扇久保は今まで戦ってきたファイターの中ではトップクラスのレスリング・寝技・フィジカルを持っている。ドロドロの展開になりそうな気もします。そこを何とかリーチと寝技の技術を駆使してトータルで上回り危なげなく勝ってしまいそう。朝倉海と同じく判定勝ちだが、井上の方が消耗は少ないと見てる。


RIZINバンタム級JAPAN_GP 
決勝戦:5分 3R(61.0kg) 
朝倉海vs井上直樹

優勝候補同士の試合。
フルラウンドで上がってきたが、満身創痍の朝倉海と余力を残している井上直樹の対戦になると思う。

【展開予想】
試合開始早々に、井上が海にカーフキックを当て、去年のフラッシュバックが過る。海が嫌がって下がったところに井上がストレートを出し、逆に海がカウンターを合わせて井上がダウン。追撃のパウンドをしたところでレフェリーが止めに入り試合終了。
結果は、朝倉海の1R TKO勝ち予想

下馬評では二人の決勝になったら井上直樹が有利という声が多く、自分もそうだと思います。ただ、朝倉海は自分の下馬評が低い時ほど、本領を発揮すると思っています。
去年、一昨年と2年連続で大晦日に負けている朝倉海が3度目の正直として井上直樹にスカ勝ちして大晦日を締めくくり、次のドラマが生まれると思っています。

優勝者は海外挑戦か?

このトーナメントの優勝者が、Bellatorに参戦してほしいという声は多くあり、朝倉海と井上直樹は海外への挑戦を強く希望してます。
また、来年はBellator日本大会も開催予定とのことで、優勝者に限らず、今回のトーナメントに出場した選手達がどれだけBellatorの強豪に戦えるかも見たいので、是非組んでほしいところです!

今回のバンタム級トーナメントは、これで完結というよりも次に繋げるためのトーナメントだと思ってるので、堀口恭司へ続くことはできるのかも含めて、かなり注目です。

朝倉海がジンクスを打ち破るのか。
井上直樹が冷静試合を制するのか。
扇久保博正がベテランならではの地力と意地を見せるのか。
瀧澤謙太がダークホースとして全て掻っ攫うか。

楽しみです!

それでは今回はこの辺で!
お疲れ様でしたー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?