九九を記憶させる教員は要らない
日本の学習指導要領では小学校2年生の算数で、かけ算を習うことになっている。
『1桁の整数×1桁の整数』がその始まりであり、その81通りを全て暗記する『九九』なるものを活用してかけ算を身につけさせることが、日本の小学校では昔から定番であり、今も尚その指導法が受け継がれている。
しかし、かけ算を理解することと、九九を暗記することは意味が全く違う。
昔の教員がどうであったかは知らないが、今の教員はこの違いがわかっておらず、『かけ算を理解すること=九九を全て暗記すること』になってし