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Find Your Own Voice

…という曲が、フィンランドのパワーメタルバンド・Stratovariusの作品の中にありまして。

たぶんメタルではすごく有名な曲なんだけど、いつも偏った音楽の聴き方をしてきた私は、昨日ラジオを聴いていて初めて、その曲のことを知ったのです。

公式のがYoutubeとかに無かったので引っ張ってこないけれど、「Find Your Own Voice」は直訳すると「自分自身の声を見つけろ」って意味っぽい。英検持ってたのに自力じゃちっとも解らないのが情けない。

ところで、自分の歌声にコンプレックスがあるよって話は、以前にも記事にしたのだけども。

そんな私に「Find Your Own Voice」という言葉は、物凄く響いたのでした。

たぶん本来は「自分自身の内なる声に耳を傾け、本心を知りなさい」的な意味合いになる歌詞なんだと思う。でも私にとっては「ボーカルとしての自分を見つける」という部分で、どっちにも重なる。どういうボーカリストになりたいか、それをじっくり考えなさい、と神様に言われている感。

とりあえずPCの前に貼っておくことにした、この言葉を。

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上手い人は正直、くさるほど居る。上手いだけではどこにも行かれないのが、特に音楽の世界だ。上手いに超したこたぁ無いけれど。

私は、なんていうか「癒しを与える声」になりたいのだ。でもやっている音楽がメタルだもんで、アロマのお店とかに置いてある、昔だったらエンヤとかが収録されていそうな、ああいうCDの中の歌声とはまたちょっと違うというか。いっそ「これまでのメタルにはあんまりいない感じ」路線で、実はその声からは何とか波みたいなのが出てるっぽくて…みたいなのを目指している。

そういう不思議な声に何故かしっくり来るヘヴィーメタルを創れたらいいね、というのはきっと、主な作曲担当の我が夫には、何となくは伝わっていることだろう。たぶんね。

そうなる為の努力をば、イマまさに絶賛頑張り中、なところだったのですが…「Find Your Own Voice」という楽曲を知れたのは、何となく背中を押された様な気もして嬉しい。神社でおみくじ引いたらピンポイントで欲しい言葉を貰った時みたいな感覚だ。

最近になって「北海道に届けたい」気持ちが強いのだ、自分の歌を、私の故郷のあの大地に。だから私は(とっとと嫌いな仕事を辞める為にも)歌うことに力を注ぐ。腹は括ったつもり。

年齢とかそういうのは、カウボーイビバップのフェイみたいに冷凍睡眠処置でも仮になされてしまったら、実年齢77歳でも23歳の姿で未来の地に立ったりする可能性もあるのだから(あまり上手い喩えじゃなかったかもですがフェイを出したかったんだよ!!)、そういうのもあってもはや気にする時代でも無いような気がする。遅咲きの役者さんとかだっていっぱいいるんだし。

ということでいろいろやってみます。せっかく幸せな目標があるのだから。私は、自分の声を見つけに行きたいと思います、どこまでも。


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