見出し画像

愛情の2つのモデル

本を読んでいると、本当に面白い情報に出くわすことが多い。今回は親の愛情のモデルについて話したい。

愛情には2パターンあると本には記載があった。「医学モデル的な愛情」と「社会モデル的な愛情」の2つである。この本の著書は脳性麻痺があり、障害者として生活している。

例えば「手が動かない」「耳が聞こえない」といった障害者に対する障害の捉え方を医学モデル、そして「階段の横にスロープをつける」「道幅を広くする」といった障害者が生活しやすいように町を変えることを社会モデルというらしい。

愛情にも同じように2種類に分類できて、例えば子供に障害があるとわかったときに、子供自体をどうにかしようと思うのが「医学モデル型の愛情」、そして障害があったとしてもその子が生きていきやすいように世の中を変えようとするのが「社会モデル型の愛情」だというのだ。

また違う観点から見て気づいたのは、この筆者の言っていることは、自分の今まで生きてきた中で得た情報から物事を見るのだなと、このとき感じたのであった。
私は愛情をこのような分類で分けたことがないのだ、だからより目新しい考え方と感じたのである。

これだけでは理解するに難しいので、障害や親を取り巻く環境に興味がある方はぜひ本を読んでみてほしい。

なぜ、親は「正しさ」を押しつけてしまうのか? https://g.co/kgs/4HQsM7

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?