2022 ベストヒットUSA 3月12日 【12個目の1位】ジャスティン・ビーバーが1位へ!
今週のランキングプレイリストです。毎週更新するのでよかったらフォローしてください。
『ベストヒットUSAとは、小林克也氏がDJを務め、FM NACK5で土曜日の12時から放送されている番組(BS朝日では金曜日の24時から放送中)で、Top40 (アメリカにある、157の主要なラジオ局[コンテンポラリーヒットラジオ]で流れる曲の放送回数を集計)、そのTop20を紹介している。Billboardのラジオチャート(全ジャンルのラジオ局の集計)ではなく、ポップソングのラジオチャートである。このチャートで重要なのは、順位ではなく"放送回数の上昇"。なので、先週と比べて順位は下がっているが、放送回数は上昇している曲もある。ストリーミングのチャートのような速攻性はない。そこで首位になったものが、数週間後・数ヶ月後にTop20に登場する。その週のプレイリストが存在しなかったので作り、ついでに記録を残したいその一心で、noteに書いている。』
圏外へいった曲
今週は圏外へいった曲はありませんが、先週17位NEIKED × Mae Muller × Polo G - Better Daysが23位に下がりました。
Top40(40位-21位)
今週は2曲が初登場!1つピックアップすると、Tate McRae - she's all i wanna beが34位にランクインしました。Tate McRaeは2003年生まれ、カナダ出身のシンガーです。このチャートでは"you broke me first"のヒットで知った方が多いと思います。今回の曲はリリース前にTikTokでキャンペーンを行いました。曲の振り付けを公開し、500万回以上再生されてます。
初めて曲を聴いたとき、ポップパンクでびっくりしました。"you broke me fist"との違いにびっくりです。マシン・ガン・ケリーやオリヴィア・ロドリゴのヒットで、ロックサウンドっぽいものがメインストリームに帰ってきたような気がします。
40位-21位
放送回数と増減数を載せてます。
Top20
▲20. Acraze - Do It To It (feat. Cherish)
[Last Week #21 / Peak #20 / Week On 20]
Plays [4091 / +215]
初登場です!21位から20位に上がり、10番目の勢いで上昇してます。Acrazeはフロリダ州オーランド出身のDJ・プロデューサーです。この曲は2006年にヒットしたCherishのDo It Do Itをサンプリングした曲になってます。リリース前にマシュマロなどの有名DJにかけてもらい、話題になってました。リリース後はTikTokでダンスチャレンジがバズり、TikTok上での視聴回数が10億回を超えているそう。また、Spotify Japan バイラル Top50では最高順位12位を記録しました。ダンスチャートでは4位です。
▲19. Giveon - For Tonight
[Last Week #20 / Peak #19 / Week On 20]
Plays [4,514 / +196]
▼18. Adele - Oh My God
[Last Week #11 / Peak #11 / Week On 13]
Plays [4,890 / -2,403]
▲17. Chainsmokers - High
[Last Week #19 / Peak #17 / Week On 4]
Plays [5,262 / +291]
19位から17位に上がり、8番目の勢いで上昇してます。約2年ぶりの新曲です。今年中に発売されるアルバムのリード曲としてリリースされました。つい先日、2曲目のiPadが公開されました!
▲16. Lauren Spencer-Smith - Fingers Crossed
[Last Week #18 / Peak #16 / Week On 6]
Plays [5,764 / +741]
18位から16位に上がり、5番目の勢いで上昇してます。ローレン・スペンサー・スミスはカナダ出身の18歳。YouTubeにカバー動画を投稿していた彼女は、2020年にアメリカン・アイドルに出演し、メジャー契約を結びしました。昨年の11月にこの曲の一部をTikTokに投稿したところ2,000万回以上再生され、正式にリリースすることに。ソーシャルメディアでの活躍は、オリヴィア・ロドリゴと比較されるそう。
▲15. Latto - Big Energy
[Last Week #16 / Peak #15 / Week On 10]
Plays [6,533 / +1,039]
16位から15位に上がり、3番目の勢いで上昇してます。ジョージア州アトランタ出身で、テレビ番組The Rap Gameで優勝し、メジャー契約を結びました。20年にはヒップホップメディア誌XXLの「Freshman Class 2020」に選出され、次世代の女性ラッパーとして注目されていました。その彼女のBig Energyは大ヒットしています。ヒップホップ・R&Bチャートでは5位から4位に上がり、ヒップホップのラジオチャート(Rhythmic Airplay)では7週連続1位を続けてます!
▲14. Charlie Puth - Light Swich
[Last Week #15 / Peak #14 / Week On 5]
Plays [6,621 / +360]
▲13. The Weeknd - Sacrifice
[Last Week #14 / Peak #13 / Week On 7]
Plays [6,750 / +175]
▶︎12. THE ANXIETY : WILLOW & Tyler Cole - Meet Me At Our Spot
[Last Week #12 / Peak #12 / Week On 20]
Plays [7,466 / +244]
▼11. Lil Nas X - INDUSTRY BABY (feat. Jack Harlow)
[Last Week #10 / Peak #1 (×1) / Week On 30]
Plays [7,861 / -347]
▲10. Doja Cat - Woman
[Last Week #13 / Peak #10 / Week On 9]
Plays [8,010 / +741]
13位から10位に上がり、4番目の勢いで上昇してます!この曲も1位を取りそうですね。出す曲全てが1位を取っているような気がします。ヒップホップ・R&Bチャートでは7位から6位に上がり、ヒップホップのラジオチャート(Rhythmic Airplay)では6位から4位に上がってます。
▶︎9. Post Malone & The Weeknd - One Right Now
[Last Week #9 / Peak #9 / Week On 16]
Plays [8,816 / +457]
先週と順位は変わりませんが、放送回数は増加して6番目の勢いで上昇してます!
▶︎8. Ed Sheeran - Shivers
[Last Week #8 / Peak #4 / Week On 23]
Plays [9,548 / -1,278]
▼7. Adele - Easy On Me
[Last Week #6 / Peak #1 (×7) / Week On 20]
Plays [10,804 / -1,180]
▲6. The Kid LAROI & Justin Bieber - Stay
[Last Week #7 / Peak #1 (×13) / Week On 33]
Plays [11,480 / -366]
▶︎5. Doja Cat - Need To Know
[Last Week #5 / Peak #1 (×1) / Week On 26]
Plays [12,965 / -638]
▼4. Glass Animals - Heat Wave
[Last Week #3 / Peak #1 (×2) / Week On 36]
Plays [14,073 / -201]
このチャートでは順位を下げてますが、ストリーミングでは安定して再生されてます。Spotify USA Top50では1位を続けてます。Billboard Hot 100ではミラベルのWe Don't Talk About Brunoが5週連続1位を続け、今週も1位かと思いましたが、Heat Wavesがそれを阻止して、ついに1位になりました。
▼3. Lil Nas X - THATS WHAT I WANT
[Last Week #1 / Peak #1 (×1) / Week On 22]
Plays [14,593 / -53]
2週連続1位とはならず、、、リルナズXは1週間だけ1位という曲が多いですね。
▲2. Gayle - abcdefu
[Last Week #4 / Peak #2 / Week On 12]
Plays [15,263 / +1,248]
4位から2位に上がり、2番目の勢いで上昇してます。この曲もここまで上がってきました。来週も勢いを維持して1位になるでしょうか?
▲1. Justin Bieber - Ghost
[Last Week #2 / Peak #1 (×1) / Week On 23]
Plays [15,702 / +1,335]
1weeks at number 1
新しい1位です!2位から1位に上がり、1番の勢いで上昇してます!ジャスティンビーバーの曲では珍しく、じわじわと順位を上げていき、1位になりました。この曲によって、ジャスティンビーバーはポップラジオチャートで14個目の1位となり、これは男性ソロアーティストでは最高記録となりました。今までの1位はマイケルジャクソンで11個でした。
この曲について改めて紹介すると、アルバム・Justiceから6番目のシングルとしてリリースされ、シンガポールで1位になり、カナダ・インドネシア・フィリピン・アメリカなどでトップ10にランクインしました。ジャスティンは「人々に希望があるように感じさせ、トラウマや傷が永遠に続くことはない」ことをテーマに制作したと語ってます。アルバム・Justiceでは奥さんのことを歌う曲がほとんどなのですが、この曲だけは亡くなった人について歌う内容になっており、特異な存在です。ジャスティンの過去の恋人について歌ったのか〜などいろいろな噂がありましたが、先日、Ghostに作詞作曲・制作に携わった、アメリカのシンガーソングライターのジョン・ベリオンは亡くなった祖母の曲を書いたとTwitterで説明したそうです。
来週はGhost vs abcdefuの一騎打ちです。ぜひチェックしてください!
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Best Hit USA | NACK5 http://radiko.jp/share/?t=20220312124010&sid=NACK5 #radiko #小林克也 #nack5
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