お供え物の循環【坊さん日記007】
本日は、お寺にあがるお供え物の循環について書きたいと思う。
数年前に、「おてらおやつクラブ」という取り組みがはじまった。
現在、子どもの7人に1人は貧困世帯であるといわれる。
お寺には、お供え物があがる。それを仏様のおさがりとして、おすそわけするというのが、この「おてらおやつクラブ」の取り組みだ。
2020年10月現在、1524のお寺が賛同をし、473の子ども食堂などの団体にお供え物を提供する取り組みが広がっている。
私の勤める信行寺でも、「おてらおやつクラブ」に賛同をし、わずかながらお供え物を送らせていただいている。
しかし、お供え物をお送りしている中で、信行寺では課題が出てきた。
いただいた浄財は、「心豊かに生きる」ことにつながる取り組みに活用させていただきます。