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神崎修生の仏教部屋

【坊さん日記】など、仏教とお寺にまつわるブログを更新しています。 ●チャレンジ企画① 「心を育む本をお寺に置こう」 定期マガジン購読(月額800円)が、チャレンジ企画「心を育…
皆様にご購読いただいた定期マガジンの購読料にて、お子さんたちの心が育まれるような本を購入させていた…
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#人生

良き言葉と風景【坊さん日記】#025

数日前から、良き言葉と風景を、SNSでほぼ毎朝投稿している。 (自分で良き言葉というのも何…

【歎異抄から人生を考える】#006 救いの平等性

浄土真宗で大切にされている『歎異抄』(たんにしょう)という書物がある。人間の常識を覆すよ…

失われたものを掬う【坊さん日記】#024

新型コロナウイルスが流行してからというもの、法要や子ども会といったお寺での行事の開催が難…

余白の大切さ【坊さん日記】#023

最近、余白が大切であることを思う。 余白があることで、今の時間が豊かになったり、また仕事…

仏の願い【歎異抄から人生を考える】#005【浄土真宗・仏教講座】

浄土真宗で大切にされている『歎異抄』(たんにしょう)という書物がある。人間の常識を覆すよ…

信心が救われていく因となる【歎異抄から人生を考える】#004

浄土真宗で大切にされている『歎異抄』(たんにしょう)という書物がある。人間の常識を覆すよ…

救われ難きが救われていく道【歎異抄から人生を考える】#003

浄土真宗で大切にされている『歎異抄』(たんにしょう)という書物がある。 人間の常識を覆すような鋭い言葉の数々が綴られ、読み進むにつれ、我々のもつ常識や価値観が揺さぶられていくような感覚を覚える書である。 そこに扱われているテーマは、善悪や人間の本質、生と死の問題などと深い。 時代を超えて問題となる、普遍的な内容がそこに記されている。『歎異抄』を通して、人生とは何かについて考えてみたい。 本日は、『歎異抄』シリーズの3回目。『歎異抄』の「前序」と言われる序文について見て

『歎異抄』とはどういう書物か【歎異抄から人生を考える002】

浄土真宗で大切にされている『歎異抄』(たんにしょう)という書物がある。 人間の常識を覆す…

声の記憶を通して、亡き方と出会いなおす【坊さん日記022】

人生、出会いもあれば別れもある。 使い古された言葉ではあるが、人生を歩めば歩むほど、その…

人生短くても生まれてきてよかった【坊さん日記#021】

ご縁のあるお寺の娘さんが数年前にご往生された(亡くなられた)。歳の頃は、私とそう変わらな…

先の見えない時代を豊かに幸せに生きる【現代仏教考】

今回は、歴史学者の磯田道史さんと、経済評論家の波頭亮さんの対談がとても興味深かったので、…

仏縁によってもたらされる安心。大切な方との別れを通して【坊さん日記020】

先日、信行寺のご門徒さんが亡くなられた時のエピソードで、私自身とてもありがたいなと思った…

今の一瞬を写真に収めるように生きる【坊さん日記019】

今年も残りわずかになった。 美空ひばりさんの「川の流れのように」という歌があるが、何気な…

仏教の三つの意味【坊さん日記014】

先日の「坊さん日記」で、お寺では何を大切にしていくと良いのかについてお話した。 結論としては、三宝(さんぼう)を大切にすることであると述べた。三宝とは、言葉の通り三つの宝という意味で、仏様(仏)、仏教の教え(法)、仏教を大切にする仲間(僧)をさす。僧とは僧侶の意味にみえるが、僧侶だけでなく、お寺に集う方々など、仏教を大切にする方々のことである。 この仏法僧(ぶっぽうそう)の三宝を大切にしていくことは、仏教のはじまりからそうであって、仏教やお寺においてとても本質的なことであ