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2022年度の目標は『散らかり全盛りエンジニアを極めること』

4回目の新入社員をしました。
1回目の新入社員はちょうど4年前、2018年の4月1日でした。今よりもずっと余裕がなくて、今よりも今を生きるだけで精一杯だったような気がします。

4年前は正直、プログラミングを仕事にしよう、としか考えてませんでした。わたしにできる仕事はそんくらいしかなさそうだったから。結果として『プログラムを書くこと』それ自体に適正が超あったのは事実ですが、『エンジニア』という職業、それを取り巻くものが、時々、ひどくつらいものでした。
その結果、4年の間、1年と4ヶ月ごとに転職を繰り返し、今に至ります。

4年の間、わたしの肩書きはずっと『エンジニア』でしたが、時々エンジニアではないことをやってました。
コードを書くのは大好きでしたが、コードを書いたその先がわたしは気になってしょうがなかったんです。わたしはわたしたちエンジニアが書いたコードが『世の中の役に立たないこと』が嫌でした。エンジニアがお金をもらって書いてるコードがお金にならないことが業務委託を経験したものとして許せませんでしたし、お金にならないことにお金(時間)を使っている状況が自社開発を経験したものとして許せませんでした。
だから、エンジニアである以外に、コードがお金(価値)となってくれるようにするために、デザイン、マーケティング、プロダクトマネジメント、色んなことを勉強して、挑戦してみました。どれも上手くいきませんでしたけど。
今でも、その名残として、わたしのKindleには技術書よりも多く、デザインやマーケティングやプロダクトマネジメントの本が入っています。

そんな一貫性のない散らかった経歴を持つわたしですが、『フロントエンドのコードを書けて、デザインもマーケティングもプロダクトマネジメントも興味を持ってくれて、バックエンドのコードも書けて、AWSの勉強もしてるエンジニア』っていうと自分で言うのもなんですがちょっと嘘くさいくらい全部盛りですよね? ひとつひとつのレベル感はさておき、わたしです(ドヤ顔スタンプ)。わたしです(ドヤ顔スタンプ)。大事なことなので2回自慢しました!!

2019年、まだわたしが1社目にいた頃、多動力を読んだんですよね。要約するとConnecting The Dotsと同じで『1つ1つは一般人よりちょっと上レベルのスキルでも、掛け算するとすごいことになる可能性はあるのでなんでもやっとけ』って感じの話です。
わたしは実際ただの飽き性の多動なんですが、多動をしてるうちにわたしはちゃんと『掛け算したら結構レア』な人間になってるんですよね。ヤッター!

そんな散らかり全盛りエンジニア、新しい会社に入社して、今日プロダクトマネージャーとお話したんです。そのお話の内容がめっちゃ嬉しかったので書き残したいっていうのがこのnoteのメインなんですけど。
ざっくりいうと『UIUXも含めて、一緒に考えてほしい。そして考えた後は開発よろしくね🌟』と。わかる!わたし!それやりたい!!それ『が』やりたい!!!
入社前に『一緒に仕事するイメージがめっちゃできている』と旨のコメントをもらってたんですが、そのイメージをしてくれていてありがとう!!ってことを、本当に対面で伝えたい。

わたしは『エンジニア』という枠に上手におさまれませんでした。エンジニアがデザインもマーケもやりたいだなんて欲張りなのかなって思った時期もありました。でもわたしが勉強したことも、挑戦したことも、確かに積み上げになって実績になって、こうして新しいお仕事につながったわけで。それすごく嬉しい。

わたしがくるしいと思ってたエンジニアの枷も、わたしが積み上げたものが壊してくれたわけです。まあ名刺にはエンジニアって書いてるんですが、プロダクトマネージャーはわたしを『コードを書くだけの人』とは思ってないし、わたしはもうそれがすごく嬉しいです。入社1日目にしてすごく感謝してます。

というわけで2022年度というかこれからの人生の目標は『散らかり全盛りエンジニアを極める』です!
エンジニアでいいのか?っていう疑問はあるんですけど、今んところはまあいいでしょう!じゃあの!

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