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オンオフはっきりメリハリつける

こんばんは。今日から2020年の後半となり、2011年来の未曽有の事が起き続けている年も半分が過ぎようとしていますが、上期を振り返ってみました。

皆様のこの半年はいかがでしたか?私は、コロナ様様という言い方もおかしい言い方ですが、だいぶ色々と変わりました。私自身も変わったところもあれば世の中も変わったということもあり、正直コロナという不安定な世の中ではあるもののもたらすメリットも多かった半年なのかなと思っています。

春先からの約3ヶ月はコロナにより本当に自分の生活もですが社会も一変したと思います。特に大きいのはリモートワークというものが市民権を得たことではないでしょうか?
私自身は新卒で入った会社から自席がないフリーアドレスの会社でキャリアをスタートしたということもあったり、311の影響を受けたのもありフレックスワークプレイスを実践していました。そのため、自席がなくてもテクノロジーが働き方を変えてくれるという体験、また私自身が当時マイクロソフトのサービスを軸にいつでもどこでも働ける働き方改革というものをテーマに、サービス開発などをし提案をしていたということもあり、リモートワークが311から更にコロナという外的要因により市民権を得てきたのは嬉しいと思っています。

一方で、このリモートワークに慣れていない知り合いからは仕事とプライベートの境界線がわかりにくいということを聞きました。

確かに、こういった点が懸念だと労組が主張をする企業もあるようです。テクノロジーに人や制度が追いついていない例ですね。こういったところは過渡期とかに起こる現象だと思うのでこれからの社会の変化に期待です。

はじめに

先程もお話した働き方の移り変わりにあわせてプライベートとの境界線についてお話しました。

こんな記事を目にしました。そういえば、イギリス人って連休に出かけてじゃら4日目くらいにようやく仕事からスイッチオフして日々のストレスを癒すことができるから、1週間の休暇だと3日くらいしかリラックスすることができないっていうのをどこかで読みました。(調べてみたらちょっと古いですが、ここにありました)

これを読んだこともあったので、今日はリモートワークをよく使う私のオンオフの切り替えってなんなんだろうと思ったので少しお話してみます。

Interrupting Interruption

私は、休暇中に仕事をすることはもちろんのこと、携帯電話は基本的に休暇中の目的以外では使用しないようにしています。
特に旅行中は、ニュースも見ないので、世界で何が起きているかも知らなかったりもします。
バックパッカーだった頃は、旅に出た瞬間から日常からスイッチオフすることは簡単でした。ただ、最近はスマホという便利なデバイスがついて回ります。休暇だけではなく仕事中でも、何かをしながら定期的にスマホをいじるという生活は、目の前の仕事や人に100%向き合っていないです。
これはクオリティの高い仕事やクオリティの高い時間をつくる邪魔になると思っています。

車は一定速度で走行モードになるときに一番燃費が良いと言われています。これと同じで、常に複数のタスクを行ったりきたりしているのはエンジンをかけるエネルギーだけ使って1日が終わってしまうのと同様だと最近「何かに取りかかるのにかかる時間・エネルギー」について思うことがあります。常にメールやネットチェックをしているとこれと同じことが起こって生産性が極端に落ちていると感じます。

The 4-Hour Workweek (なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?)

以前先輩に勧められて、The 4-Hour Workweek (邦訳: なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?) という本を読みました。話題になった本なので記憶に残っている方もいるかも知れません。

この本にこんな一節があります。

今日の知識労働者は勤務時間の28%もの時間を(同僚が質問にきた、電話が入った、etc.)中断によって邪魔されている

この本は、この中断をさせない(Interrupting interruption)方法や情報ジャンキーをやめる方法などさまざまなTipsで溢れているので興味のある方はぜひご一読を。

著者のTim Ferris自身はプリンストン大学というアメリカの名門を卒業、同級生たちは米ビジネス界で花形職業につきキャリアのファーストトラックを邁進しているまさに、身を削って長時間労働にいそしみ、高給を貯めてアーリー・リタイアすることが目的の人種です。

そんな同級生たちについての描写が面白いので少し紹介します)。

If I offered you $100,000 to work 24 hours a day for 15 years and then retire, would you do it? Of course not – you couldn’t. It is unsustainable, just as what most define as a career: doing the same thing for 8+ hours per day until you break down or have enough cash to permanently stop.
How else can my 30-year-old friends all look like a cross between Donald Trump and Joan Rivers? It’s horrendous – premature aging fueled by triple bypass frappuccinos and impossible workloads.

■拙訳: もし俺が年収1,000万円(正確には1,060万円くらい)で15年間、1日24時間働いたらリタイアできるよ、って言ったらやります? もちろんやらないですよね。 – できないですよね。そんなの続くわけないし、ほとんどの人々が定義しているキャリア(精神的・身体的に参るか二度と働かなくていいほど貯金できるまで1日8h以上働くことね)だって同じです。
そうじゃなきゃ、何で俺の同級生(30歳)がDonald TrumpとJoan Riversを掛け合わせたような顔してるんだ?恐ろしすぎでしょ。
フラペチーノと到底不可能な仕事量で3倍速で老化してるってことです。

正直私からみたら、名門大学を出る頭があり、アメリカという国でファーストトラックを邁進できる、これは本当に社会の「成功者」と定義されている人そのものだと思いますが、そんな彼らでも人生の楽しみ方を知ってるとは限らないのだと感じました。

まとめ

これからの半年は今まで止まっていた社会が動き始めるということもあるので、きっと昨年以上に忙しくなると思っています。
そんな下期は、中断によるダウンタイムを最小限に押さえ、集中してタスクに取り組む時間を長く持つことが目標です。

余談ですがヘッダーの画像は、プーケットにあるナカアイランド,ラグジュアリーコレクション・リゾート&スパ,プーケットです。
休暇というとここを思い浮かべることもありますし、私自身プーケットに行ったときにここに滞在して最高だったので画像にしてみました。(画像は公式から拝借)また機会があれば私が宿泊したホテルでも特に記憶に残ったホテルについて投稿したいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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