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数学を学ぶ上で大切にしたい5つのこと

数学の勉強は楽しかったですか?

他の人は進んでいるのに自分はなかなか理解できなかったり、いつの間にか先生の言っている事が全然わからなくなってしまったり、それぞれに挫折の思い出があるかもしれません。そんななか、自分は数学に向いていないと諦めてしまった人は少なくないと思います。

でも、数学への興味とただ一つでも楽しかった経験があるなら大丈夫。

今回は、私が数学を学ぶ上で大切にしていることをご紹介します。体系的に学んでもよし、一生に一つのテーマでもよし。興味のあるテーマをみつけて学び始めましょう!

1.自分に合う先生(本)をみつける。

説明がわかりやすい、モチベーションが上がる、楽しく学べるなど、いろんな観点から自分に合う先生をみつけましょう。数学書を選ぶ際は、ぜひ何冊か立ち読みして比べてみてください。

レベルは自分がある程度自信があるところからの方が、スムーズに始められます。

YouTubeや数学系のサイト、ブログという手もあります。YouTubeは海外の大学の講義やTEDなど充実していて、英語の勉強がてらにもおすすめです。
>おすすめ動画『数学の地図』
https://youtu.be/OmJ-4B-mS-Y
※日本語字幕あり

2.わかるまで考え続ける。

数学の魅力は、考えて理解できたときに一番感じられると思います。

わからないことをあいまいにしておくと、どんどん積み重なってこんがらがり、そのうち丸暗記ばかりになると、数学の魅力は薄れていきます。

どこまでわかっていて何がわからないのか、はっきりさせながら進みましょう。人に説明できるかどうかは一つの目安になります。「わかった!」と思ったときの感覚も大切です。

数学の本を読むとき、まずはわからない箇所に「?」を書いて、区切りの良いところまでざっと読むのがおすすめです。全体の流れが大体掴めたら「?」のところを一つずつ潰しながら理解を深めていきます。「?」が多すぎる場合は、もう少し易しい本から始めた方が良いかもしれません。

3.いそがない、 焦らない。

新しい概念や考え方を自分のものにするのは、簡単ではありません。時間がかかって当たり前です。ついつい焦ってしまいますが、落ち着いて考えましょう。

わからないことがあったとき、すぐ答えを見たり人に聞いたりして考える機会を逃すともったいないです。自分でじっくり考えることが何よりも大切です。

4.惜しまないで、 手を動かす。

数学の本はどうやって読んでいますか?

学生のときは手を動かすのが当たり前だったと思いますが、大人になると不思議と頭だけで考えようとしてしまう人が多いです。数学者は頭の中で考えて閃いているイメージがあるかもしれませんが、誰よりも手を動かしています。

考えるための図やメモは、自分がわかれば良いと思います。正確な図を一つ描き上げるより、上手く描けなかったら横に新しい図をどんどん描いていきましょう。

ホワイトボードで考えるときは、本やノートに自分の言葉でポイントをメモしておきましょう。理解したと思っても、また同じところでつまずいてしまうことはよくあります。

5.ひとりでじっくり考えたら、 人と話す。

数学の学びには、ひとりで考える時間と同じくらい、人と話す時間も大切です。数学を学ぶ仲間がいると、対話によって理解を深められ、モチベーションも維持しやすいです。

疑問に思ったことや気づいたこと、こういう風に理解しているんだけどどう思う?など、気軽に意見を交換できる仲間がいると、とても良いと思います。

いかがでしたでしょうか?

もちろん数学の学び方に正解はありません。これは良さそうと思うものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。


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