栄養摂取方法の提案: 「昼食を楽しもうとすること」を手放す
様々な物事を手放し、身軽になることで生活の質を上げるという価値観が注目を集めている昨今、筆者は「昼食を楽しもうとすること」を手放した。
「昼食を楽しもうとすることを手放した」だけだとあまりにも乱暴な表現のため物議を呼びそうだが、正確に言うと「昼食を娯楽としてではなく、朝食と夕食で過不足する栄養素の帳尻合わせの機会として認識し直した」のである。
バランスの取れた食生活を送ることは難しい
バランスとの取れた食生活を送っている人はどれほどいるだろうか?
様々な理由で摂取過剰、もしくは摂取不足になってしまう栄養素が出てきてしまうのが一般的である。
筆者も例外ではなく、どうしてもタンパク質や食物繊維、一部のミネラルなどは摂取不足、逆に炭水化物やカロリーは摂取過多となりがちであった。
栄養摂取の取捨選択を最も効率的にできるのが「昼食」だった
栄養摂取の過不足を改善する方法を模索した結果、「朝食と夕食で出てしまった栄養摂取過不足のキャリーオーバーを昼食で解消する」ことを思いついた。
なぜ朝食・夕食ではなく昼食だったのか?
それは筆者個人のライフスタイルを鑑みた結果、最も効率よく栄養摂取の取捨選択をできる機会が昼食だったからである。
筆者は朝食を摂らない。その理由は、生産性や美容・健康増進のためintermittent fastingを実践しているからであるが、これについてはまた別の機会に紹介したいと思っているので今回は省略する。
夕食は人と摂ることが多く、自分都合で食べるものを決めることが困難である。
また、仕事や勉強を頑張った1日の終わりにはどうしても美味しいものを食べたくなってしまう。
そんな時に「今日は食物繊維が足りていないからカツ丼ではなくリンゴを食べなくては・・」などと自分を律することは非常に困難である。
と、なると残るは昼食のみである。
朝食と夕食で都合をつけることは不可能なので、昼食で他2食で不足してしまう栄養素を摂取し、逆に過剰となる栄養素やカロリーの摂取を控えるようにするのである。
ただし、これは筆者個人の場合なので、これを朝食で行うのがいい人もいるし、夕食の人もいるはずだ。
個人々々のライフスタイルに合わせていただけると幸いである。
具体的な方法
最後に、筆者の「朝食と夕食の帳尻合わせとしての昼食」の基本セットを一例としてあげようと思う。
▶︎サツマイモ: 150g程度(皮付き、オーブントースターで調理)
▶︎りんご: 1個
▶︎プロテインドリンク: 100cc
(プロテインパウダーをアーモンドミルクもしくは豆乳で割り、ピュアココアを加える)
サツマイモとリンゴで食物繊維やビタミンミネラルを、プロテインドリンクでタンパク質を補給している。
サツマイモやリンゴを選んでいるのは、午後も頑張るためのエネルギー源として緩やかに炭水化物を摂取するためである。
まとめ
現代人にとってバランスの取れた食生活を送る事は非常に難しい課題である。
この課題をクリアするために、筆者は「娯楽としての昼食」は諦め、昼食は栄養摂取のためと認識することにした。
とはいえ、人それぞれ異なるライフスタイルを有しているので、この方法が必ずしも万人に受け入れられるとは思っていない。
こんな方法もあると言う一例として、参考にしていただけると幸いである。
(1339文字 1時間07分)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?