The Rusted Crown

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  • 未収録音源

    未収録音源

  • 2nd EP『いい人止まりに愛を』

    2023.08.30(水) ライブ会場・レコードショップzoo zoonet(通販)にて発売予定

  • 1st EP『やさしい週末を』

    1st EP『やさしい週末を』

  • 1st single『玄関に花を』

    1st single『玄関に花を』

  • 1st demo『アンダーステア/さよならレイラ』

最近の記事

水玉のハンカチ

確かに覚えている 家と家の隙間であそんだこと もういいか もういいよ 誰か早く僕を見つけて もしもあの日にドレスコードがあったら 僕は行けなかった 君の声も聴けなかった もしもあの部屋にエレキギターが無かったら 僕は弾けなかった B7も知らなかった 悲しみの隙間を埋めるように 流れる涙を吸い取った ハンカチの感触を思い出して またアラームをかけ直す 確かに覚えている 家と家の隙間であそんだこと もういいか もういいよ 誰か早く僕を見つけて 不確かになろうとしてる あの

    • 『最低限より』

      怪しいネオンの看板は 突然光を失った 急ピッチの計画は 破綻して砕け散った あの道中の隅で咲き誇る朝顔と また気まずい空気を吸っちゃった 日が暮れたらドッと疲れてた 悲しいニュースの裏側は 好奇心とお金が動いてた あの道中の隅で咲き誇る朝顔のように 悟ってみたい 兎と亀なら僕は亀 要領の悪さに腹を立てても 真っ向勝負じゃ負けることを 僕は知っていて 光と影なら僕は影 あの結末のように僕はなるってさ 決めたから後ろ向きで前を行く 気まずい空気を吸っちゃった 日が昇れど疲

      • 『スーパーウェポン』

        ねえスーパーウェポン 解けない 解けない呪いを使いごと吹き飛ばして ねえスーパーウェポン 読めない 読めない心の落書き塗り潰して こだまが響く方へ 距離を詰める 距離を詰める 人の苦労も知らないのに 羨ましいとか言わないでね 君がすべてを背負っても 君が辛いなら 僕は変わらず悲しいままさ ねえスーパーウェポン 解けない 解けない呪いを使いごと 吹き飛ばして ねえスーパーウェポン 読めない 読めない心の落書き塗り潰して さあ最低な主義を捨てよう 最高の趣味を守ろう そのた

        • 『単純な歌』

          一歩退く その判断が 正しかったと思えるように 手を取り合わない 君と距離を置く 歌は流す そのスピーカーで 電波に乗せても伝わるような 単純な歌を今ここに 作詞・作曲:りゅーきち

        水玉のハンカチ

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        • 未収録音源
          4本
        • 2nd EP『いい人止まりに愛を』
          6本
        • 1st EP『やさしい週末を』
          5本
        • 1st single『玄関に花を』
          2本
        • 1st demo『アンダーステア/さよならレイラ』
          2本

        記事

          『Saturday』

          あぁもうまた卑屈になる 俺いくつになるんだったっけ なんか笑えなくてさ やっぱ寂しくてさ あぁもうまた眠りにつく 俺いくつになるんだったっけ 自分の機嫌くらい 自分で取っとけよ 明日を落としてしまったら 昨日より今日の素晴らしさを歌って 花が枯れるように壊れていよう 空っぽのままでいいんだよ そのまんまでいいんだよって聞こえる 声が聞こえる こんな思考回路の人間に 需要がないことを あの子に言われてしまったね あぁもうまた卑屈になる 俺いくつになるんだったっけ なんか笑

          『Cycle』

          ねえねえ僕らはのうのうと 過ごしていけないの ねえねえ僕らは堂々と 生きていけないのでしょうか 戦略なんてものは無いんだけど うごめく防衛本能 計画立てても仕方ないけれど それでも息をする ねえねえ僕らはいつまでも 無理をしているの せいぜい僕らはここまでと 線を引く前に その前に 迷惑かけても愛し合っていよう 終わればそれまでのこと 計画通りに進めなくても 明日も息をする 息をする 作詞・作曲:りゅーきち

          『生活のすべて』

          向いていないよな この生活 なんてことばっか考えている 自己肯定感がどうだとか 言われなくたって分かってるよ 空白に涙 落としても 声をかけてくれる人は居る けど捻くれ者で申し訳ない 愛され方がわかってない 生活のすべてよ 僕を笑わないでいて 生活のすべてよ 君を生かしておくれ 誰だって悲しいし いつも笑える訳じゃない 当たり前すぎてさ 逆に笑えるよ 何から話せばいい? 何なら聞いてくれる? 頭ん中で討論 口は開かぬまま 生活のすべてよ 僕を殺さないでいて 生活のすべ

          『生活のすべて』

          『メーデー』

          見よ、これが僕だ 周りに気を配っては 陽の光を待ってた 心に火を灯しながら 見よ、これが僕だ 周りに気を配っては 陽の光を待ってた 心に火を灯しながら 見よ、これが僕だ 誰かに気を遣っては 日々をやり過ごしてた 生活費を稼がなくちゃ 爪痕残すつもりが 傷痕ばかりがついた これはあの日のあいつのものって 笑える日が来なくても 来ようとも 「頭では分かってる」 その虚しさの先にあるものが 輝いて見えるなら どこでも 誰と居てもいい 「焦るなよ 分かってよ」 けど虚しくも

          『メーデー』

          『そでぐち』

          好きな事、好きな子と会うことも 上手くいかないこの頃 蘇る失敗の数々 耐えきれず嘔吐く 鈍くなった心と体 それはまるで蝉の抜け殻 もうこれでいい なんでもいいと思うよ 愛想笑いが下手くそなんだ 許しておくれよ 訳もなくイラつくこともあるんだよ 濡らした袖口 ほつれた糸が気になって 仕方ないな 仕方ないな 足元に気をつけて行こう 好きな事、好きな子と会うことも 上手くいかないこの頃 蘇る失敗の数々 耐えきれず嘔吐く 良かれと思ってやったことは 大半上手くいかない 全然気づ

          『そでぐち』

          『ゲルニカと夜警』

          最低な夜の隙間から覗いた あなたが綺麗で仕方なかった 布団の上で全てを晒す前の青い人 あなたは美しい 悲しむ人 哀れむ人 どうしてなんでって思う人 沢山居たかと思います だけど僕は救われた人 その魚のように泳ぐ目が 僕と似ている気がして 息を呑んでしまう あやふやなままで生きてきた 僕を叱ってくれ 琴の音のように響け 最低な夜の隙間から覗いた あなたが綺麗で仕方なかった 布団の上で全てを晒け出し赤くなる あなたは美しい 指差す人 見下す人 雪雲のような目の色した人 沢

          『ゲルニカと夜警』

          『ユニークライフ』

          逃げても隠れても 進んでも戻っても 微動だにしないよな でもそれはきっと 誰のせいではないし 僕のせいでもないよ 誰のせいではないし 君のせいでもないよ 見えても聴こえても 笑っても怒っても 光る目が気になってく でもそれはきっと 誰のせいではないし 僕のせいでもないよ 誰のせいではないし 君のせいでもないよ たかがくだらないバツひとつで 全てを諦めようとする 馬鹿な真似と気付くのはもう 随分後になってからだ 誰のせいではないし 僕のせいでもないよ 誰のせいではない

          『ユニークライフ』

          『つまさき』

          自分がされて嫌な事をするなと 叱られた ああ あの夜 許して欲しいと泣く小さな背中に あなたの暖かい手がふわっと被さる そんな毛布の様な優しさが 今では愛しさすら感じる いつだって僕たちは 自分の理想を正解だと 信じきって裏切られた日には 悪いもの探しをする いまだってかぶさった 優しさは冷え切った心を 暖めてその温もりを 知った時には優しい歌が好きだと ギターを鳴らす 君は間違ってないよって 小さな背中が言うからさ 僕ら悲しさを背負い込んで 明日に爪先を向けた 絶望

          『つまさき』

          『おかえし』

          不安の種 大粒の涙で 腐ってしまえばいいのにね アスファルトを敷き詰めて もう二度と育たぬように 浮かべた船 追い風を受けて もっと近づけりゃいいのに 焦らずに待ちわびて その瞬間を逃さぬように 夕暮れ二人 銀の龍の背に乗って 僕らの街に帰ろうか あなたに花束を渡せたら これで良かったと笑えたら 東梅田で星を観よう そんな馬鹿なことをしよう 真夜中二人 銀の龍の背に乗って 「光るあの街が星空みたいだね」って あなたに言う 慢心じゃなくて自信をくれ あれやこれだけに限ら

          『おかえし』

          『ムシノイキ』

          虫の息にはなりたくないね それが当たり前 なのにどうして 何度も同じこと 三度超えたらもう 仏の顔は鬼の形相を通り越して呆れ顔 なんでも言える人 なんてもういないよと 思ってしまったの 君に失礼極まりない 虫の息にはなりたくないね それが当たり前 なのにどうして 虫の息にはなりたくないね それが当たり前 だからどうして 散々気の使い方を間違えてしまったな けど独りになってしまうのは あなたに失礼極まりない 虫の息にはなりたくないね だから今日も月を探す 虫の息にはなり

          『ムシノイキ』

          『京阪電車』

          京阪電車に乗ったあの子は もう二度と戻って来なかった こんな時だけ予想は大当たり 最終回みたいな展開も 何も無く冬に逆戻り 季節は過ぎるし巡るって云うのに あの電車みたいだ あの電車みたいだって グリーントレイン グリーントレイン メロディーを乗せて何処に行くんだよ グリーントレイン グリーントレイン 僕らを乗せてあの駅まで 京阪電車に乗って向かおう 遊園地、夏祭り、スタジオにライブハウス 楽しいことだけを持って行きたい 楽しいことだけ持って帰りたい 住んでみたいね駅

          『京阪電車』

          『ビデオブース』

          フルフラットシートの上で 何もかも見失った気がした 気怠さとカバンを引きずって 寄り道を辿ってる うっかり灰皿をひっくり返してしまった様な 日々があまりにも 続くもんだからしっかりしろって 言われてもぐったり だけどさ やりたいことがあるって言うなら 僕も君も幸せ者だ だからこそ 夜を泳いで 力いっぱい表現 この日この時だけでも 主人公でいよう 心の中のこと 涙に混ぜるのは 今日は止めとこう 大声で吐き出そう 夜を泳いで 力いっぱい表現 あの日あの時のこと 全部忘れよう

          『ビデオブース』