見出し画像

わたしたちが幻想から目覚めるとき


わたしの活動を通して伝えたいことは
誰でも自分のイメージを
自分次第で好きなように
つくることができるということ。

そして、
わたしたち一人ひとりが宇宙という存在であって
気が遠くなりそうなくらい長い時間の
ほんの一瞬のあいだ
人間のフリをしているだけなんです。
(ドラァグ・クイーン
 ル・ポール)

ル・ポールの言葉には
深い叡智が含まれていると感じます。

すべての道はタオに続く
と言いますが
何事でもひとつのことを極めた人というものは
ある悟りに到達するものなのかもしれません。

日本には
神道 武道 茶道 華道 書道 柔道 剣道 香道などなど
あらゆる稽古が存在しますが
道とつくものの目指している行く先は
一つであると感じます。

そのゴールはおそらく
自分が誰であるのかを知る
ということではないでしょうか?

わたしたちはみな
自分がこうであると信じているような存在ではありません。

自分が誰であるのかを知るために
何度も生まれ変わって
この地球にやってきて様々な体験をしています。

でも いつしか
この地球の制限にからめとられてしまって
何のために自分がここに来たのかを忘れてしまい
生き延びることが
目的のように勘違いしてしまっているのです。

ル・ポールが言うように
わたしたちは永遠の存在で
ほんの一瞬だけ人間のふりをして
この地球に存在しています。

そもそも「ふり」なのですから
なろうと思えば
どんな存在にだってなれるのです。

本当のわたしたちというのは
宇宙そのものであり
森羅万象のすべてと
分かちがたくひとつの存在です。

これは比喩などではなく
真実であり
世界のどのような情勢にだって
影響を受けないのが
わたしたちの真の姿ではないでしょうか?

先日ギリシャがデフォルトしましたが
その後大勢の国民が餓死したでしょうか?

お金がないと食べてゆけず死ぬ
という幻想から
ギリシャの人々は
目覚めることができたのではないでしょうか?

お金がないと食べてゆけない
も幻想

働かないとお金が得られない
も幻想

お金がないと好きなことができない
も幻想

わたしたちが感じているあらゆる制限は
すべて幻想なのではないでしょうか。

それらはすべて
自分がどこかでそれを信じてしまったために
あたかもそれが事実であるかのように
思い込んでいる信念にすぎないのです。

だって子供のころには
働かないと生きてゆけないなんて
思ったことはなかったはずです。

癌になったら助からない

優れた人でなければ成功できない

美しくなければ愛されない

などなど

わたしたちは自分が持っているあらゆる制限を
一度疑ってみる必要があるのではないでしょうか?

もしそれが絶対的真実であるならば
例外はないはずです。
例外を探してみましょう。

例外だらけではないでしょうか?

信念とは
わたしたちが何らかの理由で信じてしまい
潜在意識に入り込んでしまって
本当に正しいかどうかを確かめることもできなくなり
もう疑わなくなってしまった
単なるアイディアのことです!

単なるアイディアなのです。

わたしたちの脳というのは
非常に優れた情報処理能力を持っていますが
残念ながらそれを働かせるためのエネルギーシステムを
人体はまだ備えていません。

脳はその3~8%くらいしか使われていないと言いますが
もしも100%稼働すれば
わたしたちは瞬時に餓死すると言われております。

そのため脳は
極めて省エネにできており

・信じられないこと
・間違いないと信じて一々確かめようとしないこと

はすべて潜在意識という一時保管庫にしまってしまいます。

あなたが四つ葉のクローバーを野原で見たことがあれば
あなたは
「四つ葉のクローバーは存在し見つけることができる」
と信じています。

すると
あなたの視神経がキャッチした四つ葉のクローバーを
あなたは認識することができる=容易に見つけることができます。

あなたが四つ葉のクローバーを見たことがなく
「四つ葉のクローバーは
 めったに見つからないからこそ幸運のサインだ」
などと思っていれば

あなたの視神経が捕らえた四つ葉のクローバーは
顕在意識に認識されず=見つけることができません。

見ているのに認識できない
という方が正しいのですが
このようなことは日常茶飯事です。

いくら探しても見つからなかったものが
探すのをやめると
何度も見た場所に見つかる
のも

女子会で
全然いい男なんていないわ~~
という嘆きが繰り返されるのも

すべて同じ原理原則です。

ない!と思ってしまったから
(脳のフィルターに遮断されてしまって)
見えないのです!

あなたが長年追い求めているものが
手に入らないとしたら
あなたがそれを
「なかなか(あるいは決して)手に入らないものだ」
と人生のある時点で信じてしまい
それを潜在意識にしまってしまった可能性が大です。

潜在意識は屋根裏にある物置き部屋と同じで
一度入れてしまったものは
たいていは取り出されず
見直されません。

例えば
立って歩く
などの動作も潜在意識にしまわれていますから
もういちいち確認したりはしませんよね?

まずは右足に重心をかけて・・・
のようにやっていたのは
赤ちゃんの時だけです。

ですから
ウオーキングのクラスなどに入って
歩き方を変えようとしたなら
すごく苦労するわけです。

潜在意識に入ってしまい
無意識になっている「歩き方」を
意識的に行わなくてはならないからです。

あなたが信じている信念も
この「歩き方」や「自転車の乗り方」のように
潜在意識に入ってしまっているため
自動的にあなたの人生に適応されているのです。

そしてあなたが意識できることに対して
無意識にしまわれてしまう情報量は
なんと2億倍とも言われています。

わたしたちは
ほとんどのことを知らない
と言ってもいいのではないでしょうか?

あなたが自分はこんな人間である
と思い込んでいるそのセルフイメージさえも
真実のわずか2億分の1に過ぎないのです。

あなたの可能性は無限大であることを
ほんの少しは信じることができたでしょうか?

これから少しづつ
あなたの人生を制限している信念を
解除する方法を
お伝えしてゆこうと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?