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【小説】専門分野ほど書きにくい

 おはこんばんは。通りすがりの理系蛮族テラです。テストもかねて、今日は現在執筆中の作品について語りたいと思います。

 現在連載中の作品は「月牙風来伝」。テーマはズバリ「ファンタジー×野生動物管理学」。現代で実際に用いられている野生動物管理の概念を、そのままファンタジーに適用する事を目的としたチャレンジ作品です。

 筆者は理系蛮族と名乗るだけの経歴は最低限あり、大型野生動物の調査や対策に関する知識を普通よりは持っています。だからこそチャレンジしてみよう!と思い至ったわけなのですが……

 リアルを知ってしまっているからこそ、必殺「この作品はフィクションです」が己に通用しにくいのだ。なんてこったい。

 たとえばメインキャラクターは帯刀しているものの、「止め刺しなら槍の方が安全だけどなあ」「というか飛び道具で横から心臓狙うのが安全」とか、「この罠だと危ないけど、ファンタジー世界で再現はむずい……そういえばファンタジーの結界って雑に広範囲覆ってるよな」などと悶々。ファンタジーとしてのアクション性も維持したいし、リアリティを追いすぎると逆につまらなくなる。調整に四苦八苦です。

 とはいえ、一度生み出した作品は完結まで見届けたい。製本時に改訂は行うつもりですが、コンセプトを崩さず楽しめる、そんな作品を目指したいと思います。

 まだ製本に至っていませんが、作品はこちらから↓
  https://novelup.plus/story/564798303


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