見出し画像

【絶対保存版】初心者から英語バイリンガルになるまでのロードマップ解説

僕は、生まれ育ちが大阪でもアメリカの大学を卒業して英語コーチング事業を運営しております。


これから英語を勉強してバイリンガルになりたいと思っている人は多いと思いますが、「何から始めたら良いか分からない」と困っている人がほとんどです。


しかし、このロードマップ通りにやらないと「遠回り」することになるので、あとから後悔しないためにも一つずつ解説していこうと思います。


改めて自己紹介

今では日本に帰国してHACHIDORIを運営している自分ですが、最近になってフォローいただいた方はあまり自分のことを知らないと思いますので、簡単にまとめてみます。


【経歴】
2016 オーストラリア シドニー 2週間短期留学
2017 Highline College 入学
2020 San Diego State University 編入
2020-2022 休学・起業・ヨーロッパ縦断・インド・東南アジア放浪
2022 San Diego State University 復学
2023 「英語はアウトプットが9割」KADOKAWA 出版
2023 San Diego State University マーケティング学部 卒業
2023 HACHIDORI 創業


どこで切っても角刈りになったアメリカ時代 (´;ω;`)


経歴だけ見るとキラキラしていて凄そうですが、実際そんなことなく、ただの英語がちょっと得意な元アメリカの留学生です。

ちょうど1年前ぐらいにアメリカの大学を卒業したのですが、冒頭にも書いたように、そもそも生まれ育ちは日本ですし、特段、英才教育など一切受けてこなかった家で育ちましたので、この記事に書かれている内容は、今英語学習に挑まれている日本人の方の背中を押せるものになっているのではないかと感じます。


ではでは、こちらに添付しておりますロードマップ、STEP1から順に解説していこうと思います。

この通りに進めてください


まずは中学・高校文法を極める

この部分は、英語学習において一番つまらないステップ。英語ができる人全員が口を揃えて、「まずは中学英語を極める。泥臭いけど、コツコツと努力するしかない」と言います。

英語バイリンガルになるためには絶対に避けては通れない道なんですよね...

ここをサボってしまうと、まさに「出川イングリッシュ」のようになってしまいます。それは決して悪いことではありませんが、このポストを読んでいる方はもっと高いレベルを目指されていると思いますので、根気強く挑んでもらいたいです。

文法や単語の勉強方法について、このnoteで書き進めようと思っていたのですが、デザインの入った図解などで解説する方が分かりやすいと思いますので、今回の記事では割愛させていただきます。(*ハチドリの生徒様にはオリジナル教材やバイリンガル日本人コーチの解説で常にフォローアップしております)

ですが、今は本当に良い時代で、文法だけを学びたいなら正直いくらでも無料でYouTubeにあがっていますし、便利なAIアプリもたくさんありますので、是非この記事を読んだ後にチェックしてみてください。


そして次に、本当に大事なことなのですが、マインド育成です。ここが何よりも大事な部分になってきますので、絶対に飛ばさずに読むようにしてください。

マインド育成

まず、言語というのは、ただ暗記すればいいというだけでなく、その国の文化的背景も一緒にして理解する必要があります。

日本語にも、日本人特有の背景を持った表現があるのと同じです。

たとえば、「いただきます」、「ごちそうさまでした」、「おつかれさまでした」、「すみません(気遣いの意味での)」などの言葉がその例として分かりやすいかと思います。


英語圏では、幼少期から、いかに自己理解を深め、どんな相手にも自己表現(自分の意見を持って主張する)できるように教育されます。

たとえ「外側の英語力」が高くても、日本人にはそもそもそのスキルが備わっていないので、日常英会話でも言葉に詰まったり、現地で馴染めずに一人孤独な毎日を過ごしている、という方も少なくありません。

興味深いのが、HACHIDORIには、TOEIC900点を超える駐在員の方や、ワーホリ組、パイロットの方も受講されております。

しかし、そういった「自慢できるレベルの英語力」があるのに、わざわざHACHIDORIを受講される理由は何なのでしょうか?英語だけを学びたいなら、もう間に合っているはずではないでしょうか?

それは、「マインドセットが日本人のまま」だから、英語で自分自身について表現できずそれでいて、もちろんディスカッションでもネイティブ相手に討論できず、「本物の英語力」を身に付けることができていない状態にあるからなんですよね。

要するに、日本人に「すごい」と言われる英語資格ハイスコアを持っていても、海外では一切通用していないというか、残酷にも現地に馴染めていないんですよね。


ここで、僕の体験談を少し共有します。

18歳の時のシアトル1年目。

僕は、アメリカ人の老夫婦のもとでホームステイをしていました。


時折30代のホストブラザーも家に遊びに来ることがあり、英語が今ほど流暢ではなかった自分にも、何度も遊びに誘ってくれ、毎日楽しい生活を送っていました。彼らと交流を深めていくうえで気づいたことがありました。

それは、「英会話中で言葉に詰まることがあるとき、それは英語力の問題ではなく、そもそも日本語でも答えられないケースが多いのではないか」、ということでした。

たとえば、「自分の好きなところはどこ?」とか「来年挑戦したいことって何?」など自分にフォーカスを当てた質問や、

他にも、「自分が生まれ育った街ってどんなところ?」とか、「何で日本ではこの食べ物が人気なの?」というような、

故郷や母国に関する質問を問われた際に、果たしてこれは日本語でも胸を張って説明できるのか?と自問自答することが数多くありました。


そしてこれは、私だけでなく、現地にいた他の日本人留学生も直面していた大きな問題だったんですよね…

「意見を聞かれても、そもそも意見を考える習慣がないから、意見することができない。」

これは、英語力の問題ではなく、根本的な自己表現力の問題なのです。

少し考えてみてほしいのですが、「日本語で話せないことを、英語で話せるはずがないだろう」という話なのです。

辛口な意見かもしれませんが、本当にこれに気づいていない日本人が多すぎるのです。

では、その自己表現力を身に付けるためにはどうすればよいのでしょうか。

効果的なのが、一問一答形式でも構わないので、日常的に自分について考えることです。家族、恋人、友人相手に、お互いの人生観や、性格、好きな部分・嫌いな部分、など、議論を重ねてみるといいかもしれません。

話すことが苦手だ、と言う人は、日記から始めてみるのはどうでしょうか。たとえ短文でも、自分の想いを文字に乗せるだけでも、全然違うように思います。


英語を話せるようになりたい!と意気込んで、まずいきなり英会話を始める方がいますが、順序が間違っているんです。

「意見を求められたとき、胸を張って自分の考えを述べる、相手の意見をも聞いて、コミュニケーションを図る」というベースを作って初めて、英会話の場数を踏んでいく事に意味が出てくるんですよね。

日本の義務教育では、英語関係なしに、「自分の意見を持って、相手にプレゼンする」という機会があまりにも少なすぎます。 

同時に、「みんなと同じ意見だったら安心」と、周りの目を見ながら発言するような空気もあります。  このカルチャーは海外で相性悪すぎます。


根本的にこの部分を改善しないといけません。外側の英語力を向上させるのと同時に、マインドセット部分を鍛えていくんです。これをスキップしてしまうと、「空っぽの英語力」が身に付いたままで、残酷ですが、本当に何の意味もないんですよね...

これだけ僕がしつこく「マインドセット」について語る理由は、やはり自分自身がアメリカで苦しい思いをし続けたから、というのが大きいです。

それこそ、中学~高校時代は、「カンタと言えば英語」と言われるほど英語の成績はよかったですし、試験では常に学年トップ5位以内を走るほどであったのですが、いざアメリカに行ってみると、英語力以前にそもそも自分の意見を持てていないというか、自分自身についてあまり深く考えてこなかったせいか、そもそもネイティブとの会話にカットインできなかったんですよね…

それは発音やスピード感が原因じゃないんですよ。むしろ、それらはそこまで問題じゃないというか、相手も非英語ネイティブということで歩み寄って会話してくれたりしますからね。問題なのは、そもそも自分の意見を出せないというところにあったんですよね…

そういった壁にぶち当たり、シアトルの雨季にも悩まされて19歳で自分は円形脱毛症にもなってしまい、特に1年目は辛い思い出の方が多かったりするのですが、今こうやってその経験を活かして事業を創れていて、しかも本当に高い満足度でレビューをいただけているというのは光栄な話であります。


「外側の英語力」だけにフォーカスを当てるのではなく、同時に、本質部分である「中身の太い芯部分」にもフォーカスを当てないと、自分のように苦しい道を歩んでしまうことになりますし、


この記事を読んでいる方には是非明日からマインドセット部分を意識して勉強に励んでいただければと思います。

インプットとアウトプットの繰り返し

続いて、ネイティブフレーズの大量インプットと大量アウトプットです。

日本の義務教育では、基礎的な単語を学ぶ機会が多いです。それは本当に素晴らしいことなのですが、英語バイリンガルになるためには少し物足りないように思います。

実際に日常会話で使えるフレーズを暗記していかないと、言いたいことを言えないだけじゃなく、そもそも相手が言っていることを理解できないという問題に直面します。

よく、「リスニングが苦手です」という人がいるのですが、それは早すぎて聴き取れていないこともあれば、そもそも「相手が使っている単語を知らない」というパターンもよくあるのです。

出川イングリッシュではなく、質の高い学びのある英会話の場数を踏むためには、ネイティブフレーズを積極的に学んでいく必要があります。(この記事の最後に、ハチドリのネイティブフレーズ単語帳が貰えるリンクがあります。最後まで読んでお受け取りください!)


そして、ネイティブフレーズをインプットし、いざ英会話の場数を踏もうとするとき(ロードマップ上のSTEP5に移ります)、

「間違えるのが怖い...」とか、「伝わらなかったらどうしよう...」と心配する人がいますが、英語バイリンガルになりたいのであれば、今すぐその考えを改めてください。


言語習得に完璧主義はもう最悪です。最悪の相性です。

こうやって生意気に語っている僕でも、これまで何万回と英語を聞き返されてきて、相手にまったく伝わらずに悔しい思いをして、今があります。

相手が言っていることを理解できず、愛想笑いして誤魔化すのが癖になっていた時期もありました。



しかし、完璧主義の先には上達なんて絶対にないんです!!

日本人アクセントが強くてもいい。
相手に1回で伝わらなくてもいい。
間違った表現をしてしまってもいい。
できない自分を他人と比べなくていい!


それでもいいから、とにかく英会話に挑戦し続ける人間にしか、成長はないんですよ。

別に間違えてもよくないですか?アクセントがあることの何がいけないんでしょうか?英語を一切使わない国で育ったんだから、できないのは当たり前じゃないでしょうか?

最初から完璧を目指すのではなく、間違えながらでもいいから、根気強く、少しずつ自分の理想像に近づけていけたら、それで十分なんです。


ただ、だからと言って、初心者がいきなり英会話に挑んでも何の意味もありません。なぜなら、「何が良くてダメだったのかすらも把握できないから」です。



たまに、「英語力ゼロで留学・ワーホリしました」と自慢する人がいますが、逆セルフPRになっているといいますか、やるべき準備を怠って現地での苦労を語らずにキラキラした部分だけを見せるのは、少し違うように思います。間違いなく英語力をつけてから現地に渡航したほうがいいですからね。

ですので、しつこいですが、まずはこのロードマップ通りにSTEP1 - STEP4で土台を固めていくのが先になります。

その後、英会話に挑み、場数を踏み続け、その過程でもまた知らないフレーズに出会い、インプットを繰り返し、また英会話に挑み、その無限ループをこなしていくうちに、「あっ、気づいたら割と英語話せるようになっていた」とブレイクスルーが起きているのです。


一つでもスキップすると結果、遠回りになります


僕はこれまで、アメリカ10州、ヨーロッパ縦断、インドや東南アジアを放浪してきました。世界中で異文化交流を重ねるうちに、一つ確信したことがあります。


それは、「英語」というのは、一つのコミュニケーションツールでしかないということです。

これが本質であり、本当にそれ以上でもそれ以下でもないんですよね。


何度も書きますが、「発音をネイティブレベルに近づけないと、英会話なんてできないですよ」と言う英語ビジネス業者は大噓にもほどがあるというか、むしろ日本人アクセントがあったとしても自信をもって英語に挑みましょう!ということを声を大にして言いたいです。 

そもそも、アメリカ1年目~2年目なんて僕の発音は日本人アクセントありきだったので、発音が完璧じゃなくてもやっていけるということは胸を張って言えますよ。


たしかに発音が綺麗に越したことはないのは間違いありませんが、最初からそのレベルを目指すと間違いなく挫折してしまいますので、英会話の場数を踏みながら向上させていけばいいんですよ。

多くの日本人英語学習者はいつまでも本質部分から目を背け、「英語資格ハイスコア」や「ネイティブのような発音」といった、「かっこいい」と言われがちな分かりやすい部分にフォーカスしているから、いつまで経っても「日本人は英語を話せない」なんて世界から言われてしまうんですよね。


そういう意味で、僕はXのプロフィールにこういったことを書いております。

「世界は色々な英語で溢れてる。完璧主義を捨て、失敗を繰り返しながら場数を踏む。最初から日本人アクセントを気にするな。発音も流暢さもあとから必ずついてくる。世界のみんなはTOEICのスコアよりもあなたのストーリーが聞きたいのだ。」


8年前の、渡米前の自分にも伝えてやりたい文章です。


さいごに

僕は、日本人は真面目で勤勉で、繊細さを持った思いやりのある人種だと心から思っております。そんな日本人に、もっと世界へと羽ばたいていってほしいとも思っております。あらゆる職種で、絶対に今以上に活躍できると思っていますからね。

でも、日本人に海外に飛んでほしい理由は、それだけじゃありません。


これまで世界を渡り歩いてきて、「先人に感謝だ」と思う場面が幾度となくありました。

「お前は日本から来たのか?じゃあ信用できる」
「以前、日本人に親切にされたことがあるんだ。ありがとうな。」
「日本車に限らず、日本の製品は使いやすくて長持ちして最高だ。」

というように、世界中でこういった言葉をもらい続けてきた経験が僕にはあります。というか、多くの日本人留学生が同じような経験をしてきているはずです。

その度に、次世代の日本人に何か良いものを残していきたいという想いも、海外に行けば行くほど強くなっていきました。先人が築いたものに感謝し、それを次の世代に継承していく、という意識を持つようになっていったんですよね。

そういう想いがあるからこそ、「英語が話せない」という理由だけで世界に挑戦するハードルが高くなっている、というのは正直あまりにも勿体ないというか、本当に残念で仕方ありません。


"英語を武器にして、もっと多くの日本人に大陸の向こう側の景色を見に行って欲しい"


そんな想いで、自分はハチドリを運営しておりますが、昨日は2024年の下半期がスタートしたということで、朝一からハチドリのコーチスタッフ一同を激励し、引き続き真剣に事業に向き合っていこうと思った一日でした。

ハチドリのコーチも日に日に熱量が高まっており、少数精鋭ではありますが、本当に良いチームになってきていると実感する毎日であります。

普段から暖かく応援していただいてる皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございます!調子に乗ることなく、地に足つけながら地道に事業を伸ばしていきます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


そして、ここまで読んでいただいた英語学習者の方には特別に、
①ネイティブフレーズ単語帳
②文法参考書
③文法ドリル

の3点をプレゼントさせていただきます。ロードマップ上のステップ1~2を確実にカバーできる内容となっておりますので、是非この機会に受け取ってみてください!以下のリンクから受け取り可能です。


この記事が有意義なものになっているかは不明ですが、今後も英語学習や海外に役立つ情報発信を続けていこうと思いますので、もしよろしければXアカウントだけでなく、noteのフォローもお願いいたします✨この記事が良いなと思ったら、いいねもおねがいします~!

それではまたどこかで!See you soon :)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?