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ピアノ✕ドラム=!!

2024年3月29日、斎藤圭土 feat. 伊藤大地PIANO BEAT 〜DRUM’n’BOOGIE〜@東京・BLUES ALLEY JAPANが開催されました。

配信があると気付いたのがまさかの当日!
急ぎチケットを購入していざ視聴!


ブギ・ウギ・ピアニスト斎藤圭土さんとドラマー伊藤大地さんのコラボCD「PIANOBEAT〜DRUM'n'BOOGIE〜」が2023年9月に発売されている。


圭土さんが右、大地さんが左で画面を分割し、それぞれが演奏している姿を見せてくれる曲もあり。こういう工夫は配信ならでは。ある意味配信を見ている特典のようなものだな。演奏者の手元が見られるのは嬉しい。

圭土さん、鍵盤の上で指が踊ってる!
指1本1本が踊っているから、手が追い付いていないんじゃないか?!と思ったくらい。
すごいなあ。

ドラム奏者は大抵が後ろにいることが多いので、間近に目にする機会が少ない。大地さんの演奏を見ると、細かく調整しながら演奏しているんだな、というのが分かって面白い。


セットリストが公開されているのか未確認のため、印象に残った曲について書きます。

一部はCDからの選曲。

「The Gambler Blues」
圭土さんと兄の斎藤守也さんのピアノデュオ、レ・フレールの曲「The Gambler」のブルースバージョン、との説明。原曲もすごいカッコいい曲だけど、ブルースバージョンは渋くてカッコいいんだな。


「Promise in September」

打ち込みドラムのような音で、と圭土さんから大地さんにリクエストがあったそう。
CDで聞くと生音っぽくないな…と思っていたら、打ち込みっぽく聞こえる生音だったのか。
すごい技術。
プラスチックを重ねて演奏すると生音っぽくなくなる、と大地さんが実践してくれた。
ある意味、ドラムのミュート奏法て事かな。
レ・フレールではピアノの弦を押さえて音をミュートさせる、ミュート奏法(内部奏法)を使って演奏する曲がある。


二部は圭土さんのソロ曲、スタンダードナンバー、CDからの選曲。

ブギ・ウギと鉄道は関係が深い、というところから鉄道の話でかなり盛り上がる。
圭土さんの師匠アクセル・ツヴィンゲンベルガー氏からして鉄道好きなのか。
ブギのリズムと蒸気機関車から発するリズムの心地良さが似ていたのかな。鉄道旅の際にレ・フレールをお供にすると旅気分が上がるのは、そのせいなのかも?


「Black Fantasy」
うあー!まさかこの曲演奏してくれるとは!
大好きな曲!前半は圭土さんのピアノのみ、大地さんのドラムは後半から入り、華やかになる。
左手の低音と右手の旋律の掛け合いがものすごくカッコいい。


ジャズとは違い、ブギ・ウギ・ピアノは一人でベースラインを弾けるから、他の楽器と合わせにくいというお話。ドラムくらいしか被らない楽器がなく、合わせるピアニストが多い、と圭土さん。

ピアノとドラムは珍しい組み合わせだと思ったが、ブギ・ウギ界ではよくあるのか。
お二人の組み合わせは最高です!


圭土さんはブギ・ウギ・ピアニストとして、ブギ・ウギとは何ぞや?を分かりやすく説明しているYouTubeチャンネルを開設しています。


朝ドラで話題になった方も良いけど、こちらのブギ・ウギも好きになる人が増えると良いな。

めっちゃカッコいいから!
特に左手から繰り出される低音が!


(インターネット情報は2024年4月4日確認)



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