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企業に見えるウクライナ侵攻の縮図 ; 航海日誌No24

 記; QC星人
航海日誌; 西暦2022年06月25日


企業が公器か、どうかは、上の方々の人間性に依存する。


◆品質、質が付くのは体質、性質、性格だ!—
テスラの解雇問題が話題だが、20年近く前のM社•品質不祥事内部告発は、リストラが引鉄との噂を当時は聞いた。
ならば、リストラ前の話し合いで、お互いリスク回避するのが前向きだったはず。消費者にも害を成す隠蔽、改竄。コンプライアンス違反。

企業は公器だとの認識が上にあれば、外部に情報提供する可能性を示唆、上申するだけで充分だ。

それさえ通じない企業体制だった為、その後も品質不祥事を再発、再再発とさせたのだろうか?
知識は身につき、技術力も上げられるが、企業も人と同じで、性格や体質は、なかなか変えられないとの顕在化、実例か?

上の方々が、プーチンや、その側近的な性格な人達ならば、前述の疑問?への回答は、Yesだろう。
社内通報で良くしようとした通報者が、結果、疎まれる話は珍しくない。ロシア国内で反戦を唱える方々と似た事になる。

弱者の立場(企業内)では、公共に貢献する方法は何も無いのだろうか?
ロシア国内弱者からすれば、ロシアが極悪と言うより、プーチンや側近達、権力者が極悪なのだろう。
つまりは、国、会社が悪いのではなく、政府や、社内の権力者の人格、人間性次第。


◆権力が、兵器を超えた暴力になる時!—
ウクライナが侵攻されたのは、ロシアより弱い立場だったためだ。
それは戦力や政治力の差であり、暴力の大小だ。ロシアより巨大な戦力を持った米国が、ウクライナに兵器を支援して、その暴力比を変化させたのが今の戦況だ。
暴力である兵器支援を決定したのは、米国の権力者だ。
ウクライナは米国の傀儡として、戦争を継続するしかないだろう。
暴力(兵器)の供給が止まれば、ロシアの暴力(戦力)に屈するしかない。

この暴力は、権力に根差している。
暴力と権力は、鶏と卵の関係だ。
 
ロシア兵は、武器との暴力を持ちながらも、その一部はウクライナ行きを知らされず、気付けば戦争で戦死した弱者である。
武器を持たされた兵士が、権力者より高い知性や、能力を持っていても、強者は権力者だ。

兵器は最大暴力ではない。単なる道具の一種だ、使い方次第だと、米国とロシアで示している。
ロシア、ウクライナ、NATO、米国から解るが、兵器を超える力こそが権力だ。
権力こそが、弱者から見た暴力だ、

社内の権力が、プーチンのような個人の独善に依存すると、パハワラが起きる。
上司は、業務命令との軍令を持って、部下の給与を狙い、査定兵器で攻めてくる。


◆ウクライナ侵攻は、企業の縮図だ!—
米国は社長か?NATOは役員か?プーチンはキレた部長か?課長はゼレンスキーか?兵士は係長か?市民は実務担当者か?
企業は、世界の縮小版だ!
 
部長がキレた危険な状態で、課長が上への忖度Yesmanでは、係長や担当者が鬱や、戦死=自死を避ける為には、権力に抵抗する何かが必要だ。
M社での告発は、自爆テロか?
それとも、社会貢献への殉教か?
少しは、消費者を救えただろうか?
 
私と同じ部署の最長老実務担当者が、課長、部長の時には、その旗下で、誠を目指したのは昔のことだ。組織再編で、その御旗が下請けに蹴り飛ばされ、暫く後、私は海外赴任となった。
赴任先では自分で誠の旗を振ったが、その旗も降ろすことになり5年が経過した。
老兵となった今や、品質への楔として、忖度を、ゴミ箱に蹴り込み、1mmで良いから善進したいと思う気構えしか、能(脳)がない。
 
志だけが、原動力でも、気力が充実していた若かりし頃は、転職を繰り返した。
 
やはり、手段は限られる。
 
全てはマネジメントする人の性格、人格、人間性に依存する。
ウクライナ侵攻に重ねれば、SNSなどは外部への告発だろう。
他国への亡命とは、転職だ。


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