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気功法体験記:単純だがすごい、擦掌(さっしょう)の威力

私(ペンネーム「真実の剣」)は20代で経験した心身の不調を機に、気功法を学び続けてきました。

20年以上、私自身を実験台にしながら、様々な先生の下でトレーニングを積んできました。それをまとめたものを「気のレッスン」として編集し発信する活動を進めています。

この「気のレッスン」では、忙しいビジネスパーソンを主なターゲットに、短時間で効果が出やすい、気の養生法・活用法をお伝えしています。

メインの手法の1つが、この手を擦る気功、「擦掌(さっしょう)」です。文字通り、手を擦るだけの気功ですが、非常に効果があります。

この記事では、この擦掌(さっしょう)を簡単に紹介します。

■擦掌(さっしょう)の基本的な実行手順

(1)姿勢を楽にします。できれば立って、膝を楽に緩めて腰を軽く落とします。このとき、頭頂が天空から釣られているくらいのイメージを持つと、背筋が楽に伸びて良いでしょう。

(2)両手を合わせて縦方向(しばしば、寒いときに手のひらを思わずこする方向です)に、スリスリとこすり合わせます。

――ただこれだけです。

擦掌法_01

こちらのYouTube動画もご覧ください。https://youtu.be/H1eomrDFbIY

ただし大事なことが1つあります。それは「力」と「回数」です。

まず力。垢(あか)が出てくるほどに、シュッと音が出るほどに、なるべく強くこすります。

もう1つは回数。シュッと音が出る、このひと擦りを1回として、一気に300回以上、行います。

これにより、熱を発生させます。

慣れないうちは、腕が疲れて途中で休むこともあると思います。しかししばらく粘って300回を一気にやり切ろうと努力していると、だんだんと「手をしっかり擦りつつも腕にはなるべく力を入れない」ようにするコツが掴めます。数回練習すれば、300回は軽く到達できるようになると思います。

力を入れて手をこすりつつも、腕が疲れないように力を抜く、という矛盾した動作のコツが掴めると、気功が断然うまくなり、面白くなってきます。その意味でも、擦掌は優れた練習法です。

■擦掌の驚く効果

この擦掌は、シンプルでありながらも、たくさんの効果があります。

一番大きいのは、気を発生させるため、「気感」と呼ばれる、気の感触が手で感じ取れる力が身についてくることです。

擦掌が終わった後、5センチ~20センチメートルくらいの距離で、両手のひらを向かい合わせてみてください。そこでどんな感触があるか、手のひらをゆっくり離したり、近寄らせたり、ボールの外周を触るような動作をしたり、ゆっくりと手をふわふわと前後左右に動かしたりしながら、観察してみてください。

擦掌法_02

気の感触は様々ですが、典型的なのは次の5つです。

1)圧力感(両手のひらの間に何かがあるような感覚)
2)吸引感(両手のひらが互いに吸い寄せられるような感覚。磁力感とも言い換えられる)
3)熱感(熱を感じられるような感覚)
4)風の感触(スースーした何かが通っているような、涼しさの感覚)
5)通電感(ビリビリした何かが手の間に存在している感覚)

5つ目に挙げた通電感は、面白いことに、手のひら周辺だけではなく、頭部、ひたい、腕の感覚や聴覚、あるいは身体全体などで感じられることもあります。

気を発生させるゆえに、この擦掌はたったこれだけでも、心身全体のリフレッシュ感を促します。

気功の初心者の方のお悩みとしてよく聞かれるのは「気の感覚が分からない」という内容です。しかしながら、人が擦掌を実践しているところを脇で見ていますと、ご本人にはこれらの感覚が感じられなくても、気が発生していることが分かります。

ですので、理屈なく、あきらめずに取り組んでいただきたい手法の1つです。

最初の家は、「続けているうちに気が感じられたらしめたもの」程度に、気長にかつ気楽に考えていただくと良いと思います。

このトレーニングを続けていると、次第に気を「実感あるもの」として認識できるようになります。

■心身のリフレッシュ感を高める

脳機能科学者の苫米地英人博士は、気功を認知科学や脳科学の観点から体系化し説明づけています。

苫米地博士は、気は人間が日ごろ認識している「情報空間」に充満する一種の媒体として説明づけられる、との主旨を述べています。

博士はこれを「存在はするが実在はしない」と表現したうえで、気は現代科学で完全に解明できてはいないものの、気という媒体が備える実利的なメリットを享受することを世に提案しています

この理論に則って考えますと、擦掌によって情報媒体である気が意識化しやすくなり、自分の意図をもって使える状態――リアリティのある状態になっていると推察できます。

脳科学的には、人の脳はリアリティのある対象を「現実」と認識するそうです。映画や小説のキャラクターに感情移入し、時には涙を流す、それもまた一種の「現実」です。他方、ヨガや伝統的な道家などは、「気は生命エナジーである」と定義しています。

この2つのことを併せて考えますと、擦掌は、生命エナジーのリアリティを情報空間の側から高めていく効果があり、それを通じて本人の生命エナジーを高める作用があると考えられそうです。

実際、この擦掌を仕事や作業の合間に実行すると、なかなかいい感じにリフレッシュされます。

立って実行するのが原則ですが、座った状態で実行しても効果がないわけではありません。

ぜひ、日常に取り入れていただければと思います。

なお、こちらのnote記事「『気のレッスン』の基本的な考え方と、手を使った簡単な気感の方法」で示した方法と併せて実践しますと、より気の感覚が分かりやすくなります。

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「真実の剣」のnote記事をご覧いただきありがとうございました。併せて、ぜひ、下記のヒーリングや瞑想ワークショップの情報もご覧ください。

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