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綺譚 風の精霊が、戦っている相手

風の存在が、運んでくるものがある。

「風のうわさ」などと言うが、情報を運んでくるのは、「シルフ」と呼ばれる彼女たち――風の精霊の性質だ。

シルフは女性の姿をしており、若くて美しい容姿をまとっている。微細なエネルギーで構成された身体を持ち、それゆえ人間よりもずっと寿命は長い。また、叡智を備える存在でもある。

シルフは自分が気に入った人間に、必要と思われる情報を手渡す。
その人間には大概の場合、夢やインスピレーションとして与えられる。

情報をもたらす主がシルフだと知り、シルフの一族の価値を知りえる人間も、ごくたまにいる。
何とかシルフと接触して、シルフに情報をもらおうと試みようとするケースもある。

ただ、シルフがどんな人間の頼みでも無条件に聞いてくれるわけではない。

シルフが与するのは、「この人間となら一緒に戦える」という連帯意識を見いだした相手のみだ。

見た目の美しさとは真逆で、彼女らは戦う存在である。
実は、シルフの一族にとっては、彼女らと利害が一致しない存在たち――それは人間も含む――との戦いが日常なのだ。

かつてこの地上で、大規模な戦争があった。

たくさんの国家が争いに加わった。
一振りで多くのものを壊せる近代的な兵器が数多く使われた。
それは最前線の兵士だけでなく、土地の市民でさえも巻き込んだ。

かつての人類史では見られなかった、凄惨な戦いであった。

その大規模な戦争に加わった国の一つが、東洋の端にある、ちいさな島国だった。
不思議なことだが、光の世界の存在とつながるための扉が、たくさんある国だ。

もちろん、そのような扉があるからといって、現代兵器が飛び交う戦争に勝てるとは限らない。
だが、後世から見れば、その戦争で最悪の事態が回避できた理由の一つに、見えない世界との強固なつながりが影響していたとも推察できる。

実際、シルフの一族が多数、先の戦争で東洋の島国に加勢したと伝わっているのだ。

そんなエピソードを聞いて不思議に思う向きもあることだろう。
「まさに叡智の存在である風の妖精たちが加勢してくれたというのに、なぜこの島国は先の戦争で負けたのか」と。

この疑問をぶつけたいと行動を起こした人間がいた。
シルフと直接会話ができるという人物である。

シルフと会話をするには、昔から定められた厳格な方法を使う。
潜在能力と人格的適性を認められた人間にのみ明かされる、秘技中の秘技だ。
ただ、人間の側から会話を申し込んだとしても、シルフの一族が気が向いたときにしか返答は来ないらしい。

さて、その秘技を扱える人物が、シルフの長老たる老婆(老婆といっても見た目は妙齢の美女そのものらしい)に質問をした。
「あなた方シルフの一族は、我々の島国に加勢したと聞く。だが、我々は先の戦争で負けた。叡智そのもののシルフが加勢したのに負けたのは、なぜか」

妙齢のシルフは、次のように応えたそうだ。

「この島国の格言には、肉を切らせて骨を断つ、という言葉があるようだ。そなたは知らないのか」――。

本当の敵はどこにいるのか。

シルフは女性の姿をしており、若くて美しい容姿をまとっている。微細なエネルギーで構成された身体を持ち、それゆえ人間よりもずっと寿命は長い。また、叡智を備える存在でもある。

彼女らは、人間の時間軸では計り知れない深謀遠慮で、動いているのかもしれない。

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