津留晃一さんという方の文章に出会って

今回はいつもの形而上学や仙気道の話とは、少し違う角度の話をしようと思います。

筆者は10年ほど前に、ネットでたまたま津留晃一さんという方の文章に出会いました。私がその存在を知った時にはもう肉体を脱ぎ捨て次の世界に行かれていましたが、今でもご家族が運営されている公式Webサイトにて公開されています。ぜひ、検索してみるとよろしいかと思います。

彼は自分を見つめて、ひたすらハートに残っている違和感のあるエネルギーを浄化することの重要性を訴えています。浄化のツールは主に自分の意識です。意識は光であり、その光を、創造の特異点であるハートに向けることが大切なのだ、と。

エネルギーを浄化していくと、行きては戻って同じところを周回するような小我の些末な考えは薄まり、ハートの奥底にある大きな自分の思いが前面に出てくる。これに基づいた行動は、人生の本当の喜びとなる――。

彼の教えを私なりに解釈・要約するとこんな感じの表現になりますが、何よりもぜひご自身の目で、彼の文章を読んでみてください。

過去10年の間、私はなんとはなしに津留晃一さんの文章を読み返しながら、「ふーん、そんなものかなあ」というあいまいな感想を抱いていました。

しかし最近再び読み返してみると、なるほどと膝を打つことばかりでした。

仙気道などの教えでは「人はしばしば身体に様々な『気のつまり』を抱えており、これが本来の自分として生き生きと活動することを妨げている」としています。

最近、津留晃一さんの文章を読み返して、あらためて発見した一文がありました。趣旨だけ述べると、「エネルギーブロックのない身体は大いなる自分を反映する」――。

何年も読み返していて、頭に入らなかった一文が、最近になってようやく頭に入ってきました。

どのルートをたどっても、結局、１つの真理に至るのだろうなと思った瞬間でした。

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