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テーマパークの戦闘力「適切な目標」
テーマパークの戦闘力第2回目は「適切な目標」です。
第1回目で目的についてお話ししましたが、目的と目標は明確に分けています。あくまで私の定義ですが、
目的:ゴール
目標:ゴールまでの途中のステップ
このように分けています。
目的が大切なことはもちろんですが、そこに到達するまでの途中のステップを見誤ってしまうとチームが空中分解してしまいます。
目指すべきゴールは同じなのに、途中のステップがないと進む方向が一時的にでもバラバラになってしまい、チームとしてまとまりがなくなります。
現在地とゴールを明らかにするところまではよく行われるのですが、途中について明らかにしないことは多いです。
例えば3年後に海外で仕事をすることがゴール、現在は英語がまったく話せないとします。
海外で仕事をするために英語を勉強するわけですが、1年後にどのくらいの英語力であるべきなのか、2年後は?というように途中を決めておかないとやみくもに勉強することになります。そうすると今は英語がまったく話せないのに、遠すぎるゴールをめがけて勉強することになり、モチベーションが継続できなくなりがちです。
テーマパークの場合、ゲストに楽しんでもらうという目的のために、やるべきことはたくさんあります。アトラクションが動かせるようになる、パーク内の知識がある、声をかけるためのトレーニングを実施して声をかけられるようになるなどです。これらをきっちりこなしていくことで最終的なゴールに到達できるようになっています。
いかがでしょうか?
普段のお仕事でも目的は大事とよく言われますが、そのステップである目標は適切に設定されていますでしょうか?いきなり適切かどうかはわかりませんが、やっていくうちに調整することで適切具合がわかるようにもなります。まずは目標を設定するところから始めてみてください。
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