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県立高校サッカー部出身のへたっぴが、自由にサッカー愛、その他への愛を語っちゃう場所です。新聞記者、Web媒体の編集者を経て外資PRなう。独立に向け常に画策中。

最近の記事

2023年度全国高校サッカー選手権決勝

2023年度の全国高校サッカー選手権大会決勝戦を今年も現地で観戦した。正月に国立競技場での高校サッカー観戦(工事中に埼玉へ決戦の場を移していた時を除く)は、個人的にほぼ毎年恒例の行事にしているが、1人のサッカーファンとして「青森山田vs近江」の試合を会場で観戦できたのは幸運だった。いわば、高校生の最上級チームと、超高校球チームのせめぎ合い。手を抜かない「勝ちたい」という気持ちのぶつかり合いは爽快だった。しかし率直に言えば、 8割くらいの強度で試合に入った青森山田に対し、試合開

    • 映画「THE FIRST SLAM DUN

      「オレのカラダの一部は、『SLAM DUNK』で、できている」 映画が進むにつれ、浮かんだ言葉だ。 「諦めたら、そこで試合終了ですよ」 これまでの人生で何度、 心の中で繰り返しただろう。 中学で運命的な出会いをしたサッカーから 一度、離れると決意した時。 運が味方せず、浪人が決まった時。 浪人中、模試で全国3位の科目があり、それまで喋ったこともない人たちが予備校で話し掛けてくるほどになり、プレッシャーから成績がガタ落ちした時。笑 大学の同級生たちが、予想をはるか

      • 2022.10.02

        約12年前に途絶えた、創作活動を再開します。 どうなるか、わからないし、 どこまでやれるのかも、わからない。 そして、こんなちっぽけな存在による決意表明なんて、何の意味もないだろうと思う。 それでも 「また歩き出せる」 という確信が生まれたことは、個人的に大きく、無視できない。 記録の意味で想いを綴る。 * 約12年前の9月最終週、神奈川県横浜市戸塚区のローカルラジオ局「FM戸塚」で担当していた 「TOtunes(トチューンズ)」 という番組が、静かに最終回

        • 2022年9月3日

          2022年9月3日、野田秀樹作・演出の芝居「Q: A Night At The Kabuki」を観る機会に恵まれた。 大好きな作・演出家であり、大好きな役者。いつも素晴らしい体験になる。 しかしこの日の体験は、想像をはるかに超えていた。 * 野田秀樹と私との出会いは、大学生の時だった。 もちろん、直接お会いしたことはない。 彼の芝居に出会った、という意味である。 その日は、授業開始時間が遅い曜日だった。 勤めに出ている父はもちろん家におらず、高校生と中学生の妹2

        2023年度全国高校サッカー選手権決勝

          祖母の話

          3月22日午前2:01、母方の祖母が亡くなった。 知らせがきたのは夜が明けてからだったが、 実はちょうど2時頃、なぜか目が覚め、しばらく起きていた時間があったので驚いた。 基本的に超常現象の類は信じないが、 魂のようなものが偶然を起こすようなことは あるような気がしている。 突然の覚醒と、しばらく眠れなかったあの時間は、 「さようなら」 の時間だったのかもしれないなと思った。 * 私は基本的に親族と仲が良くない。 理由は1つだ。 幼い頃から私を枠にはめようとし

          祖母の話

          【高校サッカー】決勝、2020年1月13日

          静岡学園 対 青森山田  勇敢な静岡学園(静学)に軍配が上がった、という感じがするものの、最後まで、後半47分くらいまで、どうなるか分からない試合だった。王者の風格を漂わせながら、シュートまでの道筋を決して焦らず、しかし素早く組み立てる青森山田のサッカーが、実力で劣ったとは言えない。勝負は時の運だった。  選手たちの圧倒的な気迫が凄まじく、観戦しながら「オレは最近ここまで頑張れているだろうか」「こんなに気合いを入れて何かに取り組んでいるだろうか」と、自分を重ねてしまい「すご

          【高校サッカー】決勝、2020年1月13日