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あえて「ムダ」をするから「一人勝ち」できる

これをすると、こんな結果が得られる。

たぶん多くの方が大好きな「法則

少ない努力で
効率的に結果が出せれば

やっぱりそれは
最高です。

Amazonでも本屋でも、

ウルトラC系のノウハウ本が
たくさん売られているのは、

それだけ需要が多い
ということ。

みんな「近道」が大好きで、

「楽してもうける」ことを
必死に追い求めているようです。

(※もちろん僕も例外ではなく)


■ところが

その真逆をいく、
生産性度外視の試みもあって、

今日はそこに焦点を。

サッカークラブで言うと、
たとえば「招待券」

タダでスタジアムに来てもらって、
優待券(半額券)を渡して次の来場を促し、

3試合目は定価で購入してもらう
アレです。

遠回りで、コストもかかるし、
時間もかかって非効率。

でもサッカー界では
定番のプロモーションです。

テキトーではなく
しかるべき設計がなされている前提ですが

この招待券施策は
大きな成果につながるのです。


■キングコングの西野さんは、

絵本を無料公開して
批判をあびました。

クラウドファンディング
でお金を集めて、

子どもたちに
絵本を配布する。

毎日(一日も欠かさず)

ラジオで話をして
ブログを執筆。

絵本の印税を
サロンメンバーに分配したりと、

もうからないことばかり
しているように見えます。。

ですが、

オンラインサロンには
66,000人のメンバーがいて、

莫大な収益を得ているのです。

緻密なマネタイズへのデザイン
がなされているということでしょう。

そしてその設計図で
結構なウエートを占めているのが、

無駄なこと、非生産的なこと
のように「見えます」


■この

「見えます」というところが
ポイントで、

効率化が大好きな
僕のような凡人は

決してマネしようとしない
(というかできない)
ムダと非生産的な試み。

短期的には
大きなマイナスになりますし、

毎朝ラジオとブログを更新する労力
にモチベーションが続きません。

でもだからこそ

「一人勝ち」

できるのではないでしょうか。

競合相手(多くの凡人)が
がまんできないのは、

手段と成果の因果関係が
はっきりしないところ。

やたら「事後性が高い」ところです。

だから誰も手を出しません。
誰もそんなしんどいことやりません。

でも、

思考や構想に時間的な奥行きがあって、
論理でつながっている。

西野さんの施策は実は、
ムダに見えてムダじゃない。

彼がひとり
圧巻の成果を出せるゆえん、

それは秘匿性の高さ、
打ち手の効果(意味)が分かりにくい

ところにある
と思っています。


■経済合理性

からかけ離れたものは、
非効率でムダが多いと見られがち

直接的に、短期的に
売上に貢献することはないから、

企画して、
会社で稟議を通そうとすると

「投資対効果なし」

という理由で
却下されることが多い。

でも、「遊び心」を
商品やサービスから感じることができれば、

消費者はテンションがあがります。

コントロールされてる感
はゼロで、むしろノセられてしまう。

西野さんのファンは
西野さんがくりだす「遊び心」に

気持ちよく、心地よく
ノセられているのです。


■本日からプロ野球が開幕。

大きな「回り道」をして
ようやくたどり着いたスタートラインです。

この遅れを
短期的な(意味ある)ムダ、という思考で

マネタイズのタイミングを
後ろにずらして

逆にパフォーマンスを
向上させることができるか。


■「エラー」

を意図的に織り込むこと。

常に一定のストレスを、
組織が崩壊しない程度にかけ続けることで

組織や人は学習し、
創造性を高めます。

外からの圧力の高まり
によってむしろ

パフォーマンスを向上
させることができるのです。


サッカーも再開されます。

コロナ禍で打撃をうけた
スポーツクラブが、

いかにエレガントに
より一層の成長を実現できるか。

注目したいと思います。


■そして僕はというと、

テレワークをはじめて
間もなく3か月。

以前まではきっちり定時に出社して
オフィスで仕事をする、という

典型的な昔人間だったので
当初テレワークに悪戦苦闘しました。

しかしながら、
日々少しずつ試行錯誤をくり返し、

今では「テレワーク最強」
といえるほど、

従来型の仕事観が180度かわり

以前より何倍も
パフォーマンスが高まりました。


もはや元に戻ることは
あり得ません。


コロナという
外圧の高まりが、

学習を促し、創造性を高めて、
生産性が格段にアップ。

コロナという「ムダ」
を成長の糧にできました。


これからも現状に満足することなく
あくなき向上心を持って

がんばりたいとおもいます。


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました!

それではまた明日。
おつかれっした!




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