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座ることの弊害、立つことのメリット


激烈に疲れたので久しぶりに座ってnote書いてます。いつもはスタンディング。最近はまた在宅が増えたので体調がすごくいいです。なぜなら在宅では立っていられるから。私は座ることが苦手です。長時間の着席は、腰、おしり、背中などあらゆる部位に異常をきたします。生活の基本は立って。食事中は必ず座りますが、そのほかは極力立っています。

個人差があると思いますので何とも言えないのですが、座る時間が長ければ長いほど寿命が縮まるという研究結果があったりもします。人間が長時間座るようになったのは、人類が誕生して以降、たったのここ100年ほど。それまではほとんどの時間を歩行を含めたスタンディングに費やしていました。移動を含めた現代の生活は、とにかく座ることが多い。

第二の心臓と呼ばれるふくらはぎがよく働くので血流が改善。立っているときは座っているときに比べて認知能力や集中力、判断力も大きく上昇することが研究で明らかになっています。集中力の維持にも立つことが効果的。立ち続けることが難しければ、30分に一回のペースでイスから立ち上がる、トイレに行くなどの工夫をするといいでしょう。

HIIPAは、「高負荷偶発的身体活動」の略。日々の活動を高負荷で行うことで、ジムでエクササイズをすることなく、いつもの通勤や家事に工夫をこらして運動をする方法を指します。最新の研究では、日常的な活動の負荷をちょっと上げるだけで、質の高い運動につながることが報告されています。

すべての行動は運動の時間として考える。毎日ジムで30分ランニングするのであれば、コンビニまで3分走ったり、駅の階段をかけあがったりといった細切れの運動を30分積み重ねる方法で代替できます。ひとつひとつは短時間であっても、トータルで一日の運動時間を確保できればいいわけです。忙しい人には朗報と言える運動理論です。

通勤で早歩きを5分。これを週に5回おこなうだけで、エクササイズ推奨量の17%に相当する運動ができます。買い物、営業回り、散歩などを早歩きで、トータル20分行えば、推奨量の13%分になります。毎日1分ずつ階段をかけあがると、1週間でエクササイズ推奨量の9%を消費することに。

ちなみに、よく歩く人は、あまり歩かない人にくらべて死亡率が62%低くなると言われています。座ってばかりであまり運動しない人は、ウォーキングなどの軽い運動を行う人にくらべて死亡率が263%アップするそうです。座りっぱなしの時間が一日12時間以上の人は、死亡率が292%高くなるという報告さえあります。

こんな数字ばかり見ているからかもしれません。私はもはや怖くて、一日30分の歩行を欠かさなくなりました。もともと座るのが苦手でしたが、今は座ることに恐怖を覚えるようにもなりました。立つことと歩くこと。メンタルの改善や脳機能を向上させる効果もあり、高齢者の認知機能が改善することも明らかになっています。

今日は早々に寝て、また明日から通常運転でがんばります。

久保大輔




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