ワークショップをやってみて
2022年11月27日日曜日、消しゴムはんこのワークショップを行いました。
その感想と反省を綴りたいと思います。
自問自答
ワークショップを開くのはこれが初めてでした。
以前も場所をお借りした本屋ウニとスカッシュの店主さんに「次はワークショップどうですか?」とご提案いただきました。
それまでは『ワークショップを開催する』という選択肢自体、全く頭にありませんでした。
私は教えるというのがあまり得意ではないと思っています。
そもそも自分もまだまだ勉強中の身なのに、教える立場にあるのかと自問自答してしまいます。
そんなことをいろいろ考えていましたが、新しいことにチャレンジしたい気持ちとどこかから湧いてきた勢いが強かったので、思い切ってやってみることになりました。
気軽にやろう
準備にはしっかりと時間をかけました。
イベントの内容を詰めたり、チラシのデザインを考えたり、必要な材料の買い出しや、消しゴムはんこ制作のための冊子作りなどなど……。
当日彫る図案を試しに母に彫ってもらい、どういうところが彫りにくいのか教えてもらったりもしました。
「気軽に」「気楽に」一緒に作りましょう、というのを今回のワークショップの中でのテーマにしていました。
参加してくださった方にとって、ワークショップではんこを作って終わり、ではなく、消しゴムはんこが日々の暮らしの楽しみにひとつとなるような、そんな機会になってくれたらこの上なく嬉しいなと思い、このようなテーマを持って当日に臨みました。
私の服装も襟付きのシャツを着ようと思ってたところを「気楽」を体現するなら堅くないほうがいいなーとタンタンのスウェットとジーパンに変更しました。
でもやはり当日は緊張しました。
参加者さんに「気軽にやっていきましょう」と言いつつ自分の方がガチガチに緊張しているという矛盾……。そして私が緊張してしまうと緊張していなかった参加者さんもなぜか緊張してきてしまうんですよね……。ここは反省点だと思っています。お話ししていると緊張も徐々になくなっていきました。
今回は午前午後合わせて3名の方が参加してくださいました。
教え方に拙い部分が多々あったと思いますが、それでも皆さん楽しく制作してくれたようで本当に良かったです。
私たちは芸術家ではない
参加者さんも仰っていましたが、みんなでわいわいと何かを作るのはとても楽しいです。
今まで作品制作は孤独との戦いだと思っていました。
友達と一緒に何かを作る機会もあったけれど、わいわいやることに罪悪感が付いてきていたことに気づきました。
でも、みんなで楽しくやるのもいいじゃないか!と。
私たちは芸術家じゃないんだし、わいわいやっていいのです。
痛感
話を伺っているとみなさん物作りが好きだということだったので、物作りに関するお話をいろいろとしました。
今後の制作に関するアイデアをいただいたりできて、それもとても参考になりました。
8月のスタンプ販売イベントも今回のワークショップもですが、とりあえずやってみるというスタンスがどれだけ大切なことなのかを痛感してきています。
鼠の王国製作所で作品を売るというだけでなく、私が何をどうしたいのかが少しずつ見えてきた気がします。
来年の目標もぽつりぽつりと湧き上がってきています。
それはまた別のnoteで。
▼鼠の王国製作所
▼8月に行ったスタンプ販売イベントについて
▼私のイラストをヘッダーに使ってくれた方の記事を集めているマガジン、1800本突破したらしいです!!大感謝!
読んでくださっただけで嬉しいのに……!?まさかサポートまで……!?