「何か一つをやり遂げる」より「たくさんのスキ」を見つけてほしい
うちの子(5歳男子・かわいい)を見ていて思うのですが、こどもというのは「好きになる」サイクルがとても速いです。
クルマが好きだったかと思うと次は魚、その次は恐竜、その次は怪獣…数ヶ月単位でどんどん好きなものが変わっていく。
こういうのを見ると「ああ、いいなあ」と思います。
一度好きになったら「それを好きだった気持ち」ってずっと忘れないじゃないですか。
好きだったものが増えれば、好きだった気持ちも増えていきます。
それってとても幸せなことですよね。
僕は自分の子に「何かをずっとやり遂げさせなくちゃいけない、やり遂げることを学ばせなくてはいけない」みたいなことは全然考えてないです。
「自分で始めたことを途中で投げ出すのは良くない、やりとげさせるべき」という信条をこどもに強制するのはその子の人生を縛る呪いになってしまうと思っているからです。
もちろん本人がずっと好きでいられるものを見つけられたならそれはとてもいいことだと思いますが、好きでなくなったものを好きなフリして続けるようなことはしなくていい。こどもの頃ってすごいスピードでいろんなものを好きになれるボーナスステージみたいなものなのにそんなことしてたらもったいないですよね。
自由に楽しく自分の好きなものを増やしていけばいい。
好きだったものが増えるということは自分の引き出しが増えるということ。
引き出しが増えれば話題も豊富になるだろうし、人生をポジティブに楽しむ力も増えるんじゃないかな。
こういうこどもが持っている「いろんなものを引き込まれるように好きになって、楽しんでいく力」を「面白がり力」と僕は呼んでいます。
大人になると、面白がり力って段々弱まってきがちですが、自分のこどもたちには面白がり力を持ち続けて、「好きだったもの」をたくさん持っている人、「好きの引き出しが豊かな人間」に育ってほしいなと思います。
その方が楽しく豊かな人生をおくってくれそうな気がする。
そう思いませんか。
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最後までお読みいただいてありがとうございました。
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