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NTTコミュニケーションズの新規事業の祭典DigiCom2020が大成功だった話

行動の起点をつくる
今年は「人の行動の起点をつくる」という1点を特に意識して仕事をしてきた1年でした。
こちらのnoteにも書きましたが、人間というのは、新しい知識が手に入ったからと言ってそれだけでは新しいことを始めたりできないものだと思います。
人との出会い・人との関わりが行動の起点となり、具体的な行動を通じて学びを蓄え、自分の人生を切り拓いていくことができる。
僕は自分のこれまでの体験を通じてそう理解しています。

そういう人間理解の前提に立ってコロナ禍での今年の僕の仕事を振り返ってみたいと思います。

新規事業開発支援という仕事

僕の会社フィラメントでやっている仕事は、主に大企業の新規事業の立ち上げ支援。
新しい事業のアイデアを新規事業チームと一緒に出し合い、コンセプトを固め、想定ユーザーへのインタビューを指導し、その結果をもとにビジネス仮説を修正して、再度インタビューを…と繰り返し、ビジネスアイデアをビジネスプランに高めていきます

そのプロセスでは先日業務提携を発表させていただいたビザスクさんのサービスがとても重宝しますし、我々フィラメントのつながりの中からもビジネスパートナーとなるキーパーソンを紹介してビジネスプランをより確固とした実体感のあるものに昇華させていきます。

上記のような仕事を、今までは、オフラインとオンラインを使い分けながらやっていたのですが、コロナ禍の中ではすべてをオンラインでやることになりました。
色々苦労もしましたが、思っていた以上に成功したというか、「これはオンラインの方が成果が出るんじゃない?」とまで思いました。
以下、今年最も注力したNTTコミュニケーションズ様との取り組みをベースにどうやったかをご紹介したいと思います。

NTTコミュニケーションズの新規事業の祭典DigiCom

我々の仕事の多くは、お仕事の相手先の名前を公表できない契約になっていたりすることが多いです。
その中で、例外的に「公表していただいていいですよ」とおっしゃっていただいているのがNTTコミュニケーションズ様とのお仕事です。

NTTと聞くと「もとは電電公社だしお堅い会社なのでは?」と思う人もおられるかもしれませんが実際はさにあらず
逆に、これだけ頭が柔らかくて、挑戦に前向きな社員が多い会社もめずらしいと思います。
しかも、若い人だけでなく、年配の部長級の方々までがチームをつくったり、あるいは個人としても大勢、新規事業コンテストにエントリーされます。
そのコンテストが2016年から今年で6回目を迎えるDigiComというプログラムです。

我々フィラメントは、2018年からこのDigiComに関わらせていただいてますが、これまでは①チャレンジを奨励する社内風土の醸成的な意味合いと②新規事業創出の両軸を目的に開催されていたのが、今年から②の新規事業創出に大きく舵を切って実施することになりました。
そして、うれしいことにフィラメントもその新生DigiComの企画設計から関わらせていただくことになりました。(やったー!!)

Digicomリニューアルの方向性

DigiComの企画設計に関わらせていただいたといっても、僕たちはあくまで外部からちょこっとご意見しただけであり、大きな方向性を決めたり、細かい運用の苦労をされたりというプロジェクトの9割以上はNTTコミュニケーションズの事務局の皆さんのお働きによるものです。そこはあらかじめ申し上げたうえで、やはりフィラメントとしても良い経験をさせてもらえたのは間違いないと思います。

「新規事業をつくる」ということを大きな目的として据えたことで、新規事業開発のプログラムという性格を以前より強く押し出していく必要があり、そのための実技習得的な部分もフィラメントで担当しました。

そのため、事務局の皆さんとも何度もディスカッションし、以下のような研修プログラムを策定して実行しました。

①新規事業開発の基本的な考え方とマインドセットの作り方についての講演(角が担当)
②ビジョン・ミッションの作り方に関する講演(外部講師が担当)
③新規事業開発ワークショップ(ストーリーカードメソッドというフィラメントのワークショップ)を複数回に分けて開催
④考案された事業アイデアの可能性を広げ、具体的なビジネスに昇華するためのメンタリングを可能な限り行う
⑤ビジネスプランの構築と収支計画検討の支援
⑥ビジネスプランとして整えた状態で社内プレゼン発表会(デモデイ)

という流れです。
コロナ禍の中で、出会いが極端に減ってしまった社会においてこのDigiComが新しい行動のきっかけとなるように、その行動が実りを結ぶものになるように、それぞれのポイントで全力を尽くしました。
ちなみに、オンラインワークショップのやり方についてはウチのメンバーがこちらのnoteにまとめています。

「フィラメント流」新規事業開発メンタリング

特に、メンタリングについてはトータルで120時間は優に超える回数を5人がかりで毎回やりましたので、フィラメントメンバーの全知力と人脈力を注ぎ込んだといえるかと思います。
そして、それが苦にならないどころか、こちらにとっても喜びと学びが大きく残る素晴らしい体験だったことも申し添えたい。

僕たちは、新規事業チームの皆さんとそのアイデアのもつ可能性を外部の目線でお伝えをすること、そしてできるだけ具体的にその価値が伝わるようにということを意識してお伝えすることを意識していました。

多くの場合、自分が考えたアイデアを人に伝えるのって恥ずかしいものじゃないですか。
「思い付きを口に出して相手に馬鹿にされたらどうしよう」とか「検討が不十分なところを見つけられて怒られたらどうしよう」とか。
そういうネガティブな考えが頭を支配していると、せっかくのアイデアが誰にも語られることなく終わってしまう。

なので、僕たちは粗さがしではなく褒めどころさがしをメインにメンタリングを進めています。
粗削りなアイデアを聞いて、そのアイデアのどこをどういう方向に伸ばすとオポチュニティが高まるかを一緒にディスカッションし、その時間と熱量の交換を通じて相手のパッションに火を灯し、行動に移るように促すのです。

大手メディアCNETにも成果が掲載

その結果、どうだったか?
まずこちらをご覧ください。

大手メディアであるCNETに掲載されたDigiComの成果報告記事ですが、こちらをお読みいただけばわかる通り、入賞チームだけでも大きなビジネス可能性を感じさせるものが並びました。
しかも、NTTコミュニケーションズ社の強みを生かしながら、社会やビジネスの動向(トレンド)を見据えつつ、社会課題を解決するようなものたちであり、NTTグループという公共性が高い企業として「本当に取り組んでほしい」と僕も思うものばかりでした。

デモデイでは全11チームがプレゼンを披露しましたが、入賞していないチームも去年であれば上位入賞したんじゃないかと思わせるチームも(私見ですが)多かったです。

DigiCom参加者と事務局の皆さんの努力の成果

今回のDigiComは、ひいき目なく見ても、これまででも最高の出来栄えだったんじゃないかと思います。
その理由は(僕らフィラメントも頑張りましたが…)、エントリーされた参加者の皆さんが「自分で考えて自分で動ける人たち」だったことが大きいんじゃないかと思います。コロナ禍で通勤がなくなり、娯楽も少なくなり、その持て余したエネルギーをここにドカンとぶつけた。これが大きい要素だったんじゃないかと思います。

そしてもう一つは、DigiCom事務局のみなさんが参加者に対して行われていたコミュニケーションの力です。
参加者の皆さんの中には、入社後一度も出社していない新入社員のチームもあったのですが、そんな彼らでもコミュニケーションの迷子になることなく、リモートで的確にやるべきことや方向性を示し、新規事業を作っていく活動がつらいどころか楽しくなるように誘導されていた事務局のみなさんの力あっての大成功だと思います。

そんな事務局の一員(フィラメントも事務局の一員だと勝手に思ってます!!)として活動させていただいたこの2020年、マジで最高に楽しかったです!!

下の↓この絵は、事務局の主力メンバーとして今年も活躍されたくみっきーさんこと斉藤さんがDigiComデモデイ参加者全員を描かれたもの。これだけ見てもDigiCom事務局がいかに参加者を大切にしているかわかると思います。

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そして、次のこちらの絵は、同じく斉藤さんが僕たちフィラメントメンバーを描いてくれたもの。
こういうことされたら本当に泣いてしまいそうになります…うう…うれしい…

フィラメントオールスターズ (1)

くみっきーさんのイラストはこちらでもっと堪能することができます。

来年はさらに今年を超えるような成果を出していきたいですし、もちろん、今年の各チームのメンタリング継続と事業化、さらにはそれらの事業を通じて社会をより良くできるようにご一緒させていただきたいと思っています!!

・・・・・・・
最後までお読みいただきありがとうございます。
DigiComに関しては僕たちフィラメントが運営するメディアQUMZINEでも過去にいくつか記事がありますのでこちらもご覧ください。
あと、よかったらQUMZINEのフォローもぜひお願いできたらと思います。
みんなで小躍りして喜びますので!!


■DigiCom関連記事はこちら↓ですー

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元地方公務員、今はアイディエーションファーム(事業開発コンサル)の経営者。 日本有数のお固い職場から日本有数の最先端ワークに突然シフトチェンジした男。 スタートアップから大企業や外資系企業の経営幹部まで幅広い人と雑談し、その気づきを記事にすることが多いです。