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私たちなりの住まいの探し方。 in UK
住居探しって多分、どの国でも大変なもの。
住む地域の雰囲気、その住まいの居心地の良さ、利便性など。
ポイントを挙げ、良い点気になる点を比較しながら、最終的に訪れ、住まいを内見し決める人が多い。
ちなみに私達は、遠隔で住まいを決めた。
賛否両論あるけど、渡英前に決めておけば、移住のストレスが少しでも減るかなと思ったから。
まずrightmoveという、イギリスの大手住居検索サイトを使い、気になるアパートをいくつかピックアップ。
【rightmove】
https://www.rightmove.co.uk/property-to-rent.html
内見はイギリスにいる義理の母に、ありがとうございます〜とどうにか頼み、彼女がとってくれた写真とコメントを参考に、日本にいながら、賃貸契約まで進めることが出来た。
そのアパートのある町は、以前に二人で訪れた場所。
実は渡英の半年前くらいに、イギリスの夫の実家に遊びに行く機会があったから、気になる地域や土地を挙げておいて、ついでに見ておこうということになった。
そこで事前にネットで探す際に、まだ勤務先も、その土地の友達も、訪れた経験すらなかった私達はまず、グーグルに頼る。
「uk, best cities/areas/places to live」「uk, lowest crime area」などキーワードで検索をかける。
ネットでの記事を読み漁りながら、私達はとりあえず、イギリスの南東部、サリー州の中でも、空港にほどほど近い場所が良さそうだと決める。
ちなみに…私たちが住んでいるサリー州のMole Valley(モール バリー)という地域には、有名な丘がたくさん。
その中でも自然的景勝地、ここで言うナショナル・トラストに指定されている、Box Hill(ボックス・ヒル)は有名。
ずば抜けて綺麗な景観地、ということでArea of Outstanding Natural Beauty (AONB)と示される。日本人にも特に人気の高い、コッツウォルズの街もこれに当てはまる。
私たちのアパートからもそのボックスヒルが見えるんだけど、晴れているときに見える景色はやっぱり最高!
そこに、ロンドンや空港にアクセスのいい場所、加えて緑が多そうな地域など、自分たちなりの条件を加えていく。
そこで絞った、ロンドンから電車で一時間ほど南下した辺りにある3つの町。
大学があるため若者が多く活気のあるGuildford、
ロンドン中心部から30kmほど南にあるReigateは、ロンドンへの電車通勤に便利。
Dorkingは丘に囲まれ、周りに自然が多そう。
それぞれをグーグルでさらに検索していった。
犯罪率、街の見た目、物件会社のまとめた地域情報、お店やスーパーが揃っているかなどの利便性も見る。
二人でプラスマイナスを話し合いながら、やっと決めたのがDorkingだった。
私からすると、やはり街の雰囲気が決め手になったと思う。
グーグルマップの写真で見た、歴史のある町並みと、そこから眺める綺麗な丘。
グーグルストリートビューで見た、様々な地元のお店が立ち並ぶ、大きすぎないハイストリート。
近くの白鳥もいる池つきの公園もいい感じだった。
どこをとっても私たち好みだった。
今はそこに住んで10ヶ月が経つ。
コロナの影響で、他の場所へは中々遊びに行けないのだけれど、だからこそ自分たち好みの町に住まいを決めて良かったと思えた。
ハイストリートでのショッピングや、地元の美味しいコーヒーショップやレストラン開拓。
自然豊かな小道を散歩したり、徒歩圏内の眺めの良い小さな丘でピクニックもした。
毎日の町散策で愛着が湧き、飽きるどころか居心地の良さは増す感じ。
こんなご時世だから、住む場所はアクセスの利便性だけじゃなく、自分なりの条件や好みも含めながら、妥協しないお気に入りの場所を探したいよね、ってこと。
今日も変わらず、イギリスは曇りがち。でも止むときを見計らって、今日も運動不足解消に散歩するぞ〜。
Nat
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