大きな失敗とリカバリー
ここ最近お菓子作りで致命的な失敗をしていなかったのですが、ついにやってしまいました
過去一度もやったことがない失敗
それも漫画とかで出そうなぐらいあり得ない失敗
お菓子なのに、「砂糖を入れ忘れる」というヤツです。。。
失敗とその経緯
週末にまた天然酵母スコーンを作ろうと、木曜日の夕方からまた天然酵母種を仕込み始めました
今回は飴色玉ねぎのスコーンにチャレンジ
生地を分量の2倍で作り、半分は定番のブルーベリースコーンにするつもりでした
天然酵母が発酵するスピードは毎回読めません
その日の室温や酵母の状態で変わる
本当は日曜の午前中に生地を仕込む予定でしたが、土曜日、天然酵母種の発酵速度が遅かったのです
このままだと土曜日の夜に生地だけ仕込むか、一度種を冷蔵庫に退避させて、日曜の昼に仕込むかのどちらか。
土曜日の夜から一念発起して、飴色玉ねぎを作り、スコーン生地を仕込んで、日曜の午前中に焼くことにしました
天然酵母スコーンは計量さえ終われば、簡単にできるので夜から始めても生地作り自体はそんなに時間はかからない
粉類(砂糖を含む)を計量して、一つのボールに入れて待機→バターを切るように加えて→天然酵母種を入れてまとめるという流れなので、ササっと生地を作って、冷凍庫で保存
ちょっと本を読んで寝るぞーと思って本を読んでいる最中に気づきました
そう、、、
砂糖の入った容器は出していたのに、
砂糖を計量した覚えがない、、、Σ(-᷅_-᷄๑)
つまり、完全に無糖 (・Д・)
すでに凍り始めている生地をこんな夜中に再度解凍してリカバリーするのは難しい、、、
夜中に迷った挙句、結局翌日午前中にリカバリーしてみることにしました
失敗のリカバリー
リカバリープランとしては2つ
1. このまま焼いて、メープルシロップなどの糖分を付けながら食べる
2. 解凍して、砂糖を生地に入れる
1は確実に味が劣る。
2は一見簡単そうに見えるが、スコーンという性質上捏ねて混ぜ込むとグルテンが発生してサクサク、ふわふわの食感が失われる。
すでに生地が完成している中でどこまで砂糖を生地に混ぜ込めるかが未知数
飴色玉ねぎの方はもともとお食事系とも言えるから、そのまま焼こうか、、、等と散々考えました
が、ひとまずブルーベリーの生地は砂糖をスクレイパーで切りながら混ぜてみることにしました。
解凍した生地からブルーベリーだけをスプーンで取り出して、ブルーベリーは冷凍庫で保管
その後、その後生地はボールに入れ、必要量の砂糖を振りかける。
グルテンが形成されるのを避ける為、なるべく手を直接生地に触れないようにスクレイパーで生地をカットしながら、スクレイパーで砂糖を生地にくっつけていく
最後に生地をラップに乗せて、生地を一纏めにする為にラップの上から生地をギュギュっと手で押して、もう一度生地を塊に戻した後にブルーベリーを練り込んで、再冷凍
思ったよりブルーベリー生地がうまくまとまったので、飴色オニオンにも少し甘みを加える為に同じ方法で砂糖をプラス
最終的に予定通りにスコーンを三角にカットして焼いてみました
見た目はOK
細かく切ったから表面はボコボコだけど、、、
膨らむ過程でバラバラになるかと心配しましたが、なんとか形は保ってます
味も大きな問題はなし
もちろんバターの大きさが小さくなっている分、バターが溶ける過程で出る膨らみの威力に欠ける
あと若干グルテンの形成か、バターの塊が小さくなり過ぎたからか中の生地のふわっと感がいつもより3割減という印象でした
とは言え、モチモチしている訳じゃないし、外はカリッと中はフワッとではあるので、ギリギリの合格点
決して褒められた失敗じゃないけれど、基本知識である程度リカバリーができると分かったことは良い勉強でした(笑)
次回からは気をつけます
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