見出し画像

「海外ニュースの翻訳で英語力はアップした?」|THE ANSWER編集部員に聞いてみた⑤

 THE ANSWER編集部のnote担当ヨコタです。

 前回に続き、入社1年目の女性部員である私が普段、担当している翻訳チームの先輩に話を聞いてみました!

 普段は世界で起こる海外ニュースを翻訳する担当チームが、取材や編集の担当者と連携しながら、日々活躍しています。メンバーはそれぞれ、海外の大学を卒業していたり、長期の留学や在住経験があったり、語学力は抜群。なかには今も海外に在住しながらフルリモートで勤務する人も。

 今回は「THE ANSWERで働いて、英語力はアップした?」。取材した私も「そうそう!」と共感できました。

編集部員T
 1991年、埼玉県生まれ。小学校から高校までサッカー漬け。大学を中退し、サッカー修行に単身イタリアへ。帰国後は、お金を貯めては海外旅行に出るフラフラ生活。その後、サッカー専門メディアを経て、Webメディア運営会社勤務の2019年、出向先だったCreative2に移籍。直後に米国人女性と結婚し、ワシントンD.C.が新天地に。フルリモートでTHE ANSWERの翻訳業務を担う。取材は好きだが、取材現場は苦手。シルクロード史に魅了されて久しい。そば派。

編集部員M
 1989年、福井県生まれ、奈良県育ち。小学3年から野球を始め、高校3年春の県大会ベスト4に一塁コーチとして貢献。最後の夏はスタンドで応援の指揮を執った。大学卒業後は医療機器メーカーで5年の勤務を経て、単身ロサンゼルスへ。1年半マッサージチェアを販売しながら英語を学ぶ。2020年からTHE ANSWERを運営するCreative2に入社。映画『THE FIRST SLAM DUNK』に影響されてバスケを始めるも初日にアキレス腱を断裂し、松葉杖をつきながらマイアミでWBCを取材した伝説を持つ。

編集部員1000wストーリー
一度は新聞社の就活で散ったアラサーが、配属半年でWBCの大谷翔平VSトラウトを取材した話|編集部員1000wストーリー①|THE ANSWER公式note

note担当ヨコタ
 1998年、兵庫県神戸市生まれ。家族全員が阪神タイガースファンで幼少期からよく観戦に。アメリカで進学した大学時代はゴリゴリのアメフト部員に囲まれてトレーナー補助をしていたが、特別NFLに詳しいわけではない。卒業後は帰国し、食品メーカーで採用、営業、社長秘書などを経験。その後、スポーツに関わりたいとCreative2へ入社。趣味は絵を描くこと、色んなものを作ること。毎日欠かさないことはお酒。

第4回はこちら。


note担当ヨコタ:
またまたお呼びしてしまってすみません。今回もアメリカ在住のT先輩はZoomを繋ぎます。

(接続中…)

note担当ヨコタ:
T先輩、お疲れ様です! それでは先輩方、本日もよろしくお願いいたします!

編集部員T&M:
お願いします!

note担当ヨコタ:
今回は、THE ANSWER編集部の翻訳担当の仕事についてです。普段、私たちは海外のスポーツニュースや情報を訳し、発信する仕事をしています。海外メディアの報道内容をまとめたり、大谷翔平選手が打ったホームランの現地実況を聞いたり、その内容を編集担当が記事化してくれます。すごく英語力が問われる仕事ですよね。

編集部員T:
そうですねえ。

note担当ヨコタ:
そこで、私よりもTHE ANSWER編集部での勤務歴が長いお二人に、仕事で英語力がアップしたかを聞いてみたいのですが…もともと英語力ってどれぐらいありましたか?

編集部員T:
実は、英検やTOEICの類のテストは受けたことがないんです。だから、客観的な自分の英語力は分かりません。でも、アメリカ人の妻と日常的に英語中心のコミュニケーションをしているので、それなりの英語力はあったのではないかと…。

編集部員M:
私は会話での意思疎通は問題なくできるものの、文法はぐちゃぐちゃになりがちでした。映画は完全とは言えないまでも、字幕なしで十分楽しめるレベルではあったと思います。読み聞きと比べると、書き話しはちょっと苦手意識がありましたね。

note担当ヨコタ:
そうなんですね。実は私も英検3級どまりで、文法もなんとも…なんです。でもアメリカの大学でアメフトのトレーナーをしていて少し英語力がつきました。

編集部員T:
あ、そういえばヨコタさんも“アメフト関係者”でしたね! 私も10年以上前からNFLの大ファンで、シーズンが近づくと毎日夢中になってニュースを追いかけています。お二人もアメフト好きなので分かると思いますが、NFLの情報は日本語ではかなり限られますよね?

編集部員M:
はいはい、確かに少ないですよね。

編集部員T:
だから、英語でポッドキャストなんかを聞いて情報収集しているんです。それもあってかリスニングはもともと苦手ではありませんでした。いわゆる“日常会話”よりも、NFLのこのチームの守備はここが優れている、みたいな超ニッチな世界の会話の方が、ずっと得意でした(笑)。

編集部員M:
わかります、わかります。ニュース番組や雑談だと集中してないと聞き取れないことも多々あったんですが、趣味で聞き慣れた野球の英語実況はほぼ完全に理解していました。

note担当ヨコタ:
お二人とも趣味のスポーツがきっかけで英語力をつけられていたんですね。好きなものが仕事に繋がるのは素敵です。

編集部員M:
仕事の時間も好きなスポーツを見られるのは本当に楽しいです。昨年、現地取材したブダペスト世界陸上で、地球温暖化の影響を受けた国の代表の会見に取材に行ったのですが、日本メディアは自分だけでした。英語で語られる熱い思いを聞いたときに、「これを日本語で世の中に伝えられるのは自分だけだ」と使命感を持ち、記事にしました。Yahoo!トピックスにも掲載されて、大きな話題となった時は、嬉しかったです。

note担当ヨコタ:
あれは本当に心に刺さる記事でした。そんな裏話があったんですか。まさにスポーツへの想いと英語力があるMさんだからこそ伝えられたものでしたね。

編集部員M:
取材現場でも、英語ができれば外国人選手に通訳なしで話しかけることができるので、取材の可能性が広がるなと感じます。

note担当ヨコタ:
なるほど。私も英語で取材して独自性のある記事を書けるようになりたいです…。もともとあった英語力は、仕事を通じてアップしましたか?

編集部員M:
確実にアップしましたね。日々英語に触れる機会があるので、ボキャブラリーもかなり増えました。

編集部員T:
私もです。もちろん、米国在住で日常的に英語に触れていることもあります。でも、仕事として向き合うことで、自分が普段はやり取りのない世代や地域特有の表現を学べるのは楽しいです。特に今流行っている表現の理解度は各段に伸びましたね。日本の「エモい」など一時的には流行っているような表現がアメリカにもあるんです。言葉は生き物で、絶えず変化していることをスポーツの現場で学べています。

note担当ヨコタ:
そうですよね。私も米国在住歴はありますが、THE ANSWERに仲間入りしてからも日々新たな単語や表現に出会って学んでいます。先輩方は、私から見るとすでに十分な英語力をお持ちですが…この機会を利用して、また悩み相談しても良いですか?

編集部員M&T:
どうぞどうぞ。

note担当ヨコタ:
仕事以外の時間に英語力向上させるためにやっていることってあるんでしょうか? 具体的にはどんなことをしているのかなと思いまして…。

編集部員T:
私はアメリカ在住なので、生活しているだけで日々学びなんですよ。その中でも、できるだけ様々なタイプの英語に触れるようにしています。ポッドキャストにしても、スポーツだけでなく、政治、経済、歴史、コメディなど幅は広いです。他にも、ストリーミングサービスでドラマや映画を見たり、本を読んだりもします。もともと、好奇心旺盛なタイプでもあり、好きでやっていることなので、歯を食いしばって一生懸命勉強している感じではないですよ。

編集部員M:
私は、余裕がある時は仕事で読む英語の記事もできるだけ音読するようにしています。YouTubeや映画、ドラマはできるだけ英語で見るようにしたりもしていますね。

note担当ヨコタ:
先輩方の向上心を見習わないとダメですね。最後にちょっと率直な疑問なんですが…そもそも、お二人は英語は好きですか?

編集部員M:
好きですよ! 英語ができれば日本語だけでは手に入らない情報にたくさんアクセスできるし、細かな表現の中に文化の違いを感じられるのが面白いです。

編集部員T:
………。

note担当ヨコタ:
あれ…マイクOffになってます(笑)

編集部員T:
失礼しました(笑)。私は英語だけでなく、外国語全般が好きですね。外国語を習得することで、世界が広がるように思えるんです。

note担当ヨコタ:
編集部には海外在住歴のある人がたくさんいます。韓国語を喋れる人もいるし、雑談で得られる知識が意外と役に立ったりしますよね。今回はカジュアルな質問にも答えていただきありがとうございました! これからもアドバイスお願いします!

編集部員T&M:
こちらこそ。ありがとうございました!


 THE ANSWERは一緒に働く仲間を募集しています。詳しくは以下の投稿をご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?