僕の音楽人生はあの時代のまま【１９】

「あなたの好きなバンドやミュージシャンをあげてください」と言われると一番に上がってくるのがThe Pastels。出会いはこれフリッパーズギターの「さよならパステルズバッジ」

んー？どっちが先だったかなー？前にも書いたけどフリッパーズギターにお熱で大学生になりたての僕は音楽にファッションにかわいい女の子に流行りごとに目が回るくらい敏感で考えすぎて一周回って何もしてない周りから見たらのんびりした大学生だった（笑）とにかく事あるごとに福岡天神（福岡県の某大学に通ってた）のレコード屋巡りにファッションチェックを欠かさなかった。そのレコード屋、中古屋だったか輸入盤屋さんだったかは忘れたがおそらくパステルズとフリッパーズギターの関係が記述されたものを見てそのCDを手に取った…あれ？一緒に行った友達に教えてもらったんだっけ？と記憶は曖昧だが大好きなフリッパーズギターと関係があってギターポップバンドなら間違いがないだろうとThe Pastelsの「 Suck On」(1988)を音も聞かずに買い求めた。

話は逸れるが私が大学生の頃にはyoutubeやAppleMUSICなんて定額聴き放題みたいな夢のようなサービスは当時存在しなかった。デジタル機器なんてCD再生機かせいぜいDAT、MDも出る前だと記憶している。とにかくとてもパーソナルなもので今のような共有が簡単にできず雑誌や友達の話、レコード屋のお兄ちゃんのオススメでもしくは今なら絶対しないだろういわゆる「ジャケ買い」でメディアを手に入れ感動したり驚いたりがっかりしたりしていた。

そうがっかりもしていた、しかしがっかりしたからと言って自分を信じて購入した音源がハズレだったは信じがたくなんども聴くうちに知らぬ間にヘビーローテションになった盤も少なくない。このパステルズの「suck on」はがっかりしたとは違うおおっ？ど真ん中じゃないけど…このユルさ今まで聞いたことのないどうでもいいじゃん感それを斜に構えず真面目にやってる感。狙ってないようで狙ってる？狙ってるようで狙ってない？いやー狙われていたんだなー、勝手に（笑）「Baby honey」のヘロヘロ感にノックアウト。 最初に買ったアルバムだった事もあり一番聴いていてやっぱり外せない「Baby honey」。

新譜が出る間隔も長いせいか人生忘れた頃にやってくる自分の中のパステルズブーム。１６年ぶりに出した最新アルバム「Slow Summits」(2013)でももう既に6年（2019年執筆現在）も経ってる。こんなに芸歴が長いにも関わらずWikiの内容の薄さよ☺️

徐々に変化しているようでやっぱりパステルズ。芯が通っていないスタイルなのにブレないそのスタンスがとても好き♡それを個性と呼ぶのか、それはラモーンズにも似た僕の中でのパンクでありロックだったりする。

当時持っていた音源を思いつくものをいくつか上げてみる。
いわゆるネオアコ、ギターポップと言われてたジャンル。
リアルタイムのものもあれば後追いのものもある。
後にベルセバとか聴いたときにどハマりしたのはこの時の下地があったからだなー。
Teenage Fanclub [Thirteen ]（1993）
BMX BanditsLife Goes On
The VaselinesThe Way of the Vaselines
Orange JuiceYou Can't Hide Your Love Forever
Aztec CameraHigh Land, Hard Rain
Pale FountainsPacific Street 
The Hit Parade With Love From The Hit Parade
Primal ScreamSonic Flower Groove…etc

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