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「空気」と「世間」 #長幼の序

今書こうとしているnoteがなかなか進まないので、別のnoteを書いてみました。

世間のオキテ(ルール)には5つあると前回のnoteで言いました。

https://note.mu/the_monkey1988/n/n94e6bd40b205

その中で「長幼の序」に関して今回書きました。

「年齢が一つでも上であれば偉く、年下のものは従わないといけない」という長幼の序を僕自身、そんなに重要視していないと思っていました。

しかし、ふとした瞬間にそれが出てくることを改めて痛感したのです。

それは職場で年下の先輩と話していたときでした。その彼は、誰と話しをしているときでも「うんうん」と相づちを打つ人です。

誰に対しても「うんうん」と相づちをうつのを見ていて以前から何か引っかかるものを感じていました。

その彼から「年齢によって人に接する方法を変える必要性はない」というようなことを聞いていたので、誰に対しても同じスタンスで接しているのだと思います。

しかし、その「うんうん」が、いざ自分との対話に出てきたときでした。なぜかイラッとしてしまったのです。「それは年上の人に対して使わないんじゃないか」と。

ぼくたち日本人は敬語を使うことで相手との関係を確認しています。尊敬語を使うことで自分より立場の上の人に接し、謙譲語を使うことで相対的に自分の立場を低くする。敬語とは相手との関係を維持するために使っているのかもしれません。

彼と僕の関係は

年齢で言えば                僕 > 彼

職場の立場で言えば      僕 < 彼

です。

おそらく

立場上の役割 < 年齢上の役割 で行動すべきだと感じたのだと思います。

頭の中では、彼の方が立場が上なことは理解しています。しかし年齢という要素が「長幼の序」というオキテを呼び起こしてしまうのかもしれない、そう思いました。それぐらい「長幼の序」は強い影響力を持っているのではないのかと。

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