#3 小さな違和感を感じたこととは

元旦から母の異変を感じたので
1月5日、掃除がてらまた実家へ。

年末連絡をくれた、ようこさんのお友達に年明けのご挨拶をして
事情を聴いてみると
・最近、約束をしても忘れることが多い。
・約束して電話を切ってすぐ、いつだったっけ?と電話がくる。
・みんなで遊びに行くことを楽しみにしていたのに、当日になって気分がのらないから、行かない。とドタキャンする
いつもしっかりしていて、聡明な人だったのにちょっと最近あれ?と思うことが多くなって心配になったの・・・
と教えてくれました。

ん~もともと天然なところがあったけど、少し度が過ぎただけじゃないか?
と思っていましたが、少し違う様子かも・・・

「普段は名古屋にいるんでしょ?? お母さんの様子は見ているから安心して」
と、優しい言葉をかけてくれました。

本当はもっと家族が見なきゃいけないのに、
うれしい反面、ちょっとやるせなさも感じつつ実家へ。

1月2日に兄夫婦が実家に行き
”我が家の子供たちにお年玉と御年賀のお菓子を置いてきた。
5日持って帰って”と言われていたのですが
お年玉はあるけど御年賀のお菓子がない!

???仏壇前に置いておくって言ってたのに…

(私)兄ちゃんが”お年賀のお菓子置いておく”って言ってたけど知ってる?

(ようこ)?お菓子?なんだろうね?そこにないの?

(私)あれ?お仏壇にそのお菓子あるけど?

(ようこ)あ、それね、なんか置いてあって、お父さんの好物だったから置いたの。私も頂いて美味しかったわ!

(私)…   (あぁ・・・お仏壇のお菓子は我が家向けのだなぁ)

とまぁ、怒ったり、諌めたりするほどのことでないので
そこから何も言いませんでしたが、やっぱり今までとは様子が違う。
”そう感じざるを得ません。”な心もち。

ひとまず、お菓子はおいておいて家の片づけだ!と行動開始。
2階に上がる階段が荷物で半分隠れて怪我をしそうだったので、そこにある本やら雑誌やらを2時間かけて片づけました。
雑誌と本で100冊近くを車に詰め込んで、帰りにブックオフに寄って売って帰ろうと。

階段がすっきりしたので、けがの心配が一つ除去できた!
と落ち着いて、ようこさんと居間で休憩している際、
年末、妻と相談していた”物忘れ外来”の受診を勧めました。

どうやら2日に、義理姉さんにも勧められていたようですが
本人は、「まだそんなに衰えていないわよ!」と笑顔でどや顔!

(いやいや、息子はそう思っていないのだが・・・)

ただ、義理姉さんは元看護婦だけあって、ようこさんは信頼しているため
今度、一緒に行ってみてもいいかも・・・と、少し前向きに。

今は、認知症に効く薬も出てきて、早いに越したことはないよ!
忘れっぽいのは自分でもわかっているんだし、早めに対処したほうが
まだまだ人生長いんだから!孫の成長みたいでしょ?息子たちも安心するよ!

といって、病院を勧めても、本人はまだそんな気はない様子・・・。

ん~とりあえず、義理姉さんのところは受験があるし
それが終わってから動いてもらうかぁ

そんな軽い気持ちで、自宅に帰りました。

半日一緒にいてみると
やっぱりちょっと違和感を感じることが多く、
これまで、一人でも料理はしっかりしていた方なのに
すごく質素な料理ばかり。

元日にもらった食料、ほとんど腐ってたんだけど・・・
といっても、本人はえ?そうだったの??ごめんごめん
んじゃ、このみかん持っていきなさい!
(だから、そのみかんが腐ってるんだよ・・・)

ちょっとこう、なんというか
悪気はないのはわかるんだけど、
明らかに何かが抜けている気がする
そんな気持ちをもったまま運転するのでした。

2023年は何だが激動な一年になるような気がする・・・

ちなみにブックオフで本を買い取ってもらい、値段は800円。
やっぱりメルカリがよかったかなぁ・・・


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