飽きと恐怖
元に戻してほしい。
インスタグラムは出来る事が増えた結果、非常に見辛くなり。
News Picksも新しいトップページは操作しづらい。
運営してる側は、常にアップデートを模索し顧客に寄り添おうとするけれど、それが望んでない結果を生み出す事は往々にしてある気がします。
なんでこんな仕様にするんだろうか。
素朴な疑問が浮かぶ時、お店に置き換えて考える癖があって。
飽きと恐怖。
この2つな気がします。
まず、作ってる側が飽きるんです。
お店は毎日同じことの繰り返しで。
オペレーションを確立し、レシピが決まれば、無思考で動けます。
だから、飽きる。
売上が伸びている時は気にならないけど、一旦成長が止まった時に悩む。
このままでいいのだろうかと。
そこでガラッと変える所もあれば、流行りに乗る所もあったり、珍妙な新商品が出来上がったりする。
お客さんも飽きてるのではないか。と疑う事もあって。
自分が飽きてるなら、お客さんも飽きてるはずだ。
なぜかそんな思考に取り憑かれる事があります。
そこで出来上がるのが、これまた珍妙な商品。
あとは、自分の仕事を変えるのも飽きからくると思う。
現場を離れ経営者としてシフトをするのは、店として成長をする為だけではなく、現場への飽きがそうさせる気がします。
店舗を増やす、人を雇うは、飽きからは程遠いので。
なぜなら、ルーティンにはなり得ないから。
これらが、僕が考える飽き。
お店で例えたけど、プラットフォーマーやその他サービスでも似てる気がする。
次は恐怖。
「現状維持は後退するばかりである」
過去の偉人の言葉が頭の中でぐるぐるするんです。
ちなみにこれはウォルト・ディズニーの言葉。
偉人という事は大半が成功者であって、どうしても有り難いお言葉として受け取ってしまいます。
現状維持は悪だ。
この刷り込みの為、無理をしてでも何かしらを変えようとする。
お店とは関係ないけど、機能が増えていくのはこのせいだと思っていて。
家電然り、プラットフォーマー然り。
『機能が増える』は、一番簡単に現状維持を打破できるので。
さて、それで良い方に転ぶ事もあれば、悪い方に転ぶ事もあり。
とりあえず、僕の中では冒頭に書いた2つのサービスの改変はストレスでしかないのです。
そして、うち。
店を増やせば、焙煎すれば、人を雇えば、豆を増やせば、オーツミルクだ、浅煎りだ、タピオカだ、、、、
もうね、外からはめちゃくちゃ言われてきました。
ただ、僕は疑り深く。
そして、変わる事によって使わなくなったサービスや店が多々あって。
どうやら、変化が苦手みたいです。
何の為に変わる必要があるのか。
そこを真剣に考えてみると、それはお客さんの為にならないんじゃないかと思う事もあったり。
続きはまた明日。
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