自分は大丈夫って思わせない為に
今日はこの記事から。
このnoteで何度かいきなりステーキの事を書いてきたので、無視する訳にはいかない。
噂されていたとおりとは言え、いざ本当に売却となると考えさせられますね。
好調な方を売り、大変な方を救う。
本当に救えるのか?
とは思いますが、ここまでしてキャッシュを確保し、いきなりステーキ一本に絞ったんだから何かしらの打開策は頭に浮かんでるんでしょう。
少なくともペッパーランチ、いきなりステーキと2回当てた実績はありますし。
ただ、このいきなりステーキの一連の流れを見て思ったのは、これ。
結構前に書いたnoteなんですが、
思い入れがあると判断は鈍るなーとあらためて思いました。
僕も注意しなきゃなと思いました。
自分で始めたお店だからこそドライに判断出来るようにならなきゃなと思います。
飲食店の会計は複雑じゃありません。
現金商売ですし、在庫を持たない商売なので計算しやすい。
だから本来は判断しやすいはずなんです。
でも、思い入れが邪魔するんです。
上手くいってない時も様々な外的要因のせいにして。
いつか売上は戻ってくる。
いつかメディアに取り上げてもらえる。
いつかみんなに知ってもらえる。
いつか、いつか、いつか…
それが長引けば長引くほど時間とお金が消費されていくにも関わらず。
損切りって難しい。
って、あらためて思わせてくれるニュースでした。
いきなりステーキは上場企業なので、現場の人以外にも沢山優秀な人がいたと思うんです。
個人のお店にはいない会計士さんだったり、優秀な税理士さんだったりとか。
お金の部分に特化した人材がいたにも関わらず損切りが遅い。
という事は、僕みたいに現場にいながらお金の事もやってる人はより判断が難しくなる。
助言してくれる人もいないし、こんな事を相談出来る人もなかなかいないし。
だからこそ、常日頃からこういうニュースに触れておくのって大事なんじゃないかと思います。
今日書いた文章は未来の自分の為に書いたようなもんです。
いつかピンチになった時に「自分は大丈夫」
っていう、根拠のない自信を持ち思考停止をさせない為に。
判断鈍ってるぞ!
って、思わせる為に。
まあピンチに陥ってないのが一番なんですけどね。
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