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クラウドファンディングから思う事

今日はこの記事から。


ちょっと前にSNSでも話題になってましたね。

残念なニュースです。

ちょっと思う事を。

この方にお会いした事ないし、お店にも行った事はないので、どれぐらい本気でお店の運営に取り組んでいるかは分かりません。

ただ、悪い例を作ったなと思います。

プラットフォーマー側の信用の失墜。

飲食店が行うクラウドファンディングの危うさ。

これらが炙り出されました。

友達がクラウドファンディングの会社で働いているので、よりこのニュースには不快感を感じました。


新しいお金の流れを作る事。

それによって救われる人がいる事。


利用する人、支援する人、場を作る人、これらが善意の循環によって成り立っていたと思っています。

まだクラウドファンディングという言葉が市民権を得るまでは、その循環になっていたと思います。

当時は様々なプロジェクトを見ると、熱量の高い文章や、写真から伝わってくる真剣さを感じられました。


それが、今やすっかりただのお金集めの場になってしまってると感じます。

せっかく素晴らしい仕組みなのにな。

素晴らしいからこそ、お金の匂いを嗅ぎつける人がいるんだよな。

プラットフォーマーも手数料ビジネスだから、目標金額を達成してもらわなければ困る。

利用する人はそのお金でビジネスを始めようと考えてるから、成功させないと困る。

という事で、このニュースのような無理なリターンが出てくる。


僕の目に映ったのは、お金に目が眩んでる2人でした。

プロジェクトを始めた人とキャンプファイヤーの担当の。


1万円で生涯食べ放題


誰がどう考えても上手くいく訳がない。

飲食やってない人でも分かると思う。

飲食でビジネスをやろうとしてたなら気づいていたと思う。

様々な飲食店のクラウドファンディングを成功させてきたキャンプファイヤーも分かってたと思う。

それでも、止めなかった。

残念だな〜。


SNSもそうなんだけど、せっかく良いプラットフォームや仕組みを作っても、本質を考えず、テクニックを駆使して目先の利益を確保しようとしたり、悪用する人がでてくる。


真剣に取り組んでる人の邪魔をしないでほしい。


最近のクラウドファンディングのプロジェクトを見ると残念な気持ちになる事が多くなった。


お店を始める為にお金が必要です。

物件取得費・マシン購入代金・内装費

全部で500万円です。

お願いします。


本気でやる気があるのかな。

お金が集まったらやろうかなって軽い気持ちなのかな。

そんなんで始めても絶対に上手くいかないよ。

リスクを負いたくないのは分かるけど、リスクを背負ってないと頑張れない事もあるんだよ。


と、一応5年目を迎えるカフェの店主は思うのです。




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