Uber Eatsをやらない理由 再投稿とあとがき
本日はUber Eatsについて。
というのも、Business Journalにこんな記事があったからです。
Uber Eatsの是非はいつか書くとして、当店がなぜUber Eatsをやらないかを。
よく質問も受けるので。
理由は3つ。
①時間がたったカフェラテは美味しくないから
②お店に来ていただいたお客様に、迷惑をかける可能性があるから
③手数料を考えると利益がほとんど残らないから
これらの理由から、当店はUber Eatsを導入する予定はありません。
特に時間のたったカフェラテを飲んで、「こんなもんか」と思われるのが一番嫌です。
アイスラテは氷が溶けて薄くなるので、味が落ちるのは分かりやすいと思いますが、ホットラテも味は落ちます。
出来たてのホットラテのミルクは艷やかで、口当たりも滑らかですが、時間が経つと乾燥し口当たりが非常に悪くなります。
さらに時間が経つと泡の部分と液体の部分の分離が進み、とても飲めた物じゃありません。
Uber Eatsはお客様にとっては便利なサービスかもしれませんが、失うものが大きすぎるサービスだと考えています。
「ちょっと味が落ちたぐらいだったら気にしないよ。って人が注文するから問題無い」という同業者が周りにいて驚愕しましたが、それは違います。
何でもいいならコンビニで買ってくれ。
お客様にはご不便をおかけしますが、お店に来てください。
多少お時間を頂きますが、出来たてをご提供したいので。
出来れば写真撮影も程々に。
早めにお召し上がりいただければ幸いです。
〜あとがき〜
今でもUber Eatsが嫌いで。
あれだけのトラブルを起こしているにも関わらず、未だにサービスが続いている事に、ちょっと絶望しています。
やはり人が求めてるのは利便性なんだと。
運ばれてくる商品が美味しくなかろうが。
運ぶ人のマナーが悪かろうが。
運営のカスタマーサービスがひどかろうが。
頼む人がいる。
この現実に、お店の人って必要なのか、接客って何だろう、人でしか差別化出来ないと言い続けている僕って、、、
こんな心境です。
人での差別化よりも、無人になる未来のほうが現実的かもしれませんね。
みんな口では良いサービスとか、あの人がいるからと言うけれど、スマホを見るとUber Eatsのアプリを入れてるでしょ?
はぁー、虚しい。
美味しさ、空間、繋がり<利便性、効率、合理的
SF映画の世界に片足は突っ込んでる人が多そうだ。
『リベリオン』とか『ロスト・エモーション』とかさ。
観てないでしょ?
あなた達に『ガタカ』とか『マトリックス』とか、名作SF映画を例えに使うのなんてもったいないんだよ。
『リベリオン』もちょっともったいないな。
クリスチャン・ベイルはもうあんな映画に出てくれないんだろうな。
時代は変わっていくのか。
飲食店の使われ方も同じように。
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