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苦手な考え方。

ちょっと今日はお店の運営とかラテの事じゃないんですが、この手の記事が定期的にあがってきて、その度にちょっともやっとした心情になるので、書こうと思います。

ダイヤモンド・オンラインにこんな記事がでていました。

僕の嫌いなやつなんです。

これ。

この考え。

・冗談でもネガティブな事を言うのは良くない。

・自分の潜在意識にネガティブが刷り込まれる。

・自分を卑下してはならない。謙遜する度に「まだまだダメだ」と刷り込まれていくからだ。

ビジネス情報サイトなので、日常じゃなくて仕事の時はこう振る舞いましょうねって事なんだけど、やっぱり苦手。

なんか息苦しくないですか?

僕は冗談を言って相手が笑ってくれる方が大事な気がする。

ちなみに昔の上司に「冗談でもお店のネガティブな事を言うな」とキツく言われた事があった時も、

「はい!」と表面上は取り繕いましたが、内心は「うるせー」と思ってました。

お店のピンチを共有して、一緒に取り組んだ方がいいだろ!

悪い情報も共有するんだー!と当時はムキになってたな。

まあこの記事を書いてる人はコンサル会社の社長だし、僕の上司だった人も頭の良い人だったので、正しいのかもしれません。

でも、僕はそんな人達よりも高校生の時に読んだ本の方がグッときたので。

それは伊坂幸太郎さんの「重力ピエロ」。

(昔から好きな作家さんです。全部読んでます)

有名すぎる作家さんの有名過ぎる作品なので今更紹介するのも恥ずかしいんですが。

この作品は重い内容ではあるんですが、軽やかで押し付けがましくない言葉が多いんです。

その中の

「気休めは大事だよ。その場限りの安心感が人を救う事もある」

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」

このセリフはなんか高校生の時の自分の中で腹落ちしたんです。

それ以来割と大事にしている考え方。

冗談でもネガティブな事は言ってはいけないってしんどくないですか?

特に今の状況だと吐き出さないとやってらんないって思いません?

って事で、僕は上司の教えやコンサルの人の意見を無視して結構ネガティブな事も言います。

インスタでも平気でお客さん減ってるとか、売上やばいとか言います。

(一応あまり深刻に聞こえないようには気をつけてるつもりです)

この考えが合ってるかどうかは分かりませんが、無理して強がるよりも素直に吐き出してる人の方が好きなんで。

あと、外出自粛ムードで暇してる人は本もいいですよ。

偉い人の言葉よりも、なんかスッと入ってくる事が多いです。


この文章は昨日の雪の中、お店がめっちゃ暇してる時に書きました。

そんな日に書くことはどうしても内省的になりますね。

今朝、投稿する前に読み直しているんですが、めっちゃ恥ずかしい。

でも、他に記事のストックもないのでこのまま投稿するしかない。

お店が暇で天気の悪い日に書く文章は危険。

って事が学べました。


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