迷惑をかけたけど後悔はない
終盤には氷が無くなってしまい、ご迷惑をかけたお客様には申し訳なかったです。
昨日、こんな事を書いたら驚かれまして。
「氷が無くなる事ってあるんですか?」と。
あるよ。
業務用の製氷機とはいえ、氷がぽんぽん出来る訳ではないのです。
もっと大きな製氷機を用意すれば。
なんてのは、結果論ですし、足りなくなるのは年に数日なので、費用対効果も悪いから、今の製氷機のサイズに後悔もなく。
まあ仕方ない。
キャパを超えたお客さんが来ただけだ。
そもそも考えてほしい。
なぜ、カフェは売り切れ御免が通用しないのだろうか。
いや、通用というか、やってる所を見た事がなくないですか?
カフェは最後まで営業するのが当たり前。
だから、早く閉まったり、提供できない商品があると、結構な不満顔をされます。
まあそうか。
分からなくもない。
僕も物凄い申し訳ない気持ちになるもんな。
でも、先週末の営業に後悔はなくて。
というのは、氷を買ってたんです。
肉のハナマサで。
3キロも。
やれる事はやったぞと。
お客さんに対しての申し訳無さは消えませんが、後悔が無いのはそういう事で。
この事実が大切なんです。
なぜなら、僕は引きずってしまうから。
「氷を買っておこうかな、いや、そこまでは必要ないか」
買いに行くのは面倒だし、買った氷で作るとなると原価も高くなる。
いくらでもやらない理由があって、楽なほうに流れるのは簡単で。
さらに怒られる事もないし、お客さんに文句を言われるようもんなら、逆に叱りつけてもいい。
「混むと分かっている日に、閉店ギリギリに来て当たり前にドリンクが提供されると思うなよ」と。
立派な逆ギレだ。
これは問題のある店主だ。
さぼったせいでお客さんに迷惑をかけるのは無し。
やることやって迷惑をかけてしまったら仕様がない。
同じ迷惑をかけるにしても、全然違うんです。
お客さんからしたら同じ結果なんですけどね。
でも、胸を張って「すみません」と言えるのです。
自分に負けないでよかった。
あの時買いに行かなければ、今でも引きずっていた事でしょう。
何をするにも自分への納得感は大切でして。
この考えがあると、日々を無駄にする事もなくなります。
楽な方に流れるのは簡単だからこそ、自分を律しないといけない。
という事で、今週末も氷は買っておくか。
あー面倒だな。
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