5年を終えて6年目に思うこと
区切りがある。
お店を始める時に意識をしたのは、
3年と5年。
目標は3年、
5年は出来ればいいな。
昨日、その5年を達成し6年目に突入しました。
次の区切りは10年なのかな。
先が長い。
実は、この5年を迎えるまでの2週間ぐらい。
少し鬱になっていました。
5年間駆け抜けてきたけど、次は10年か…
あと、5年も走れるかな…
42.195km走ったのに、まだ折り返し地点だったみたいな。
10年を迎える頃は37歳か。
オッサンやないか!
みたいな事を考えつつ。
これまでの5年間は全てが手探りでした。
どれぐらいお客さんが来るか分からない。
提供する商品が受け入れられるか分からない。
運営していくのにいくらかかるか分からない。
分からない事だらけだったからこそ、頑張れたところがあります。
良く言えば夢が持てた。
がむしゃらにやれた。
でも、5年やってると見えてくる。
ってな事で、若干欝気味になっていたのです。
この間の、年に一度のお店の休日。
マシンメンテナンスや5周年の準備を終わらせ、普段は行くことが出来ないお店だったり、知り合いの所に顔を出したりしてました。
これからどうしていくか。
お店をやっている人同士の会話は自然とそういう話になっていきます。
すると、今年は似たような事を言われました。
今まで通りでは駄目で、これからを考えていかないと。
簡単に言うとこんな事です。
5年やって分かったでしょ?
そんな売上で続けていくの?
もっと楽して稼げる仕事あるでしょ?
もっとお客さんが来る場所で勝負しなよ。
まあ色々と言われました。
やっぱり考えてる事はみんな一緒なのかな。
僕が憂鬱になっていた理由と同じような事を言われたので。
ただ、そんな事を外から言われると反発したくなるというか、
貴重な意見だと思いつつも、
よし、じゃあやってやろう。
って、奮い立ちました。
昨日書いたんですが、
自分の為に始めたお店だけど、気づけば誰かの為にやっている気がします。
これです。
自分の事だけを考えるから憂鬱になる。
そりゃ、収入だったり時間だったり効率だったりを考えると諸先輩方の意見はごもっともなんです。
こんな売上だったり収入だったら清算した方がいいかもしれません。
でも、そうじゃないんだよな。
そんな事を考えて始めた事じゃないんだよな。
自分で言うのもなんですが、
当店を必要としてくれている人が増えました。
続けてください。
あるだけでいいんで。
みたいな謎の励ましを昨日は沢山されました。
これから5年はその人達の為に続けようかと思います。
5年目までは自分の為。
6年目からはお客様の為。
それを忘れずに営業出来ればと思っています。
という事で、これからも何卒よろしくお願いいたします。
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