僕の働いていた環境について。そこで学んだこと。
本日は僕の働いていた環境について書こうかと。
と言うのも、昨日、一昨日と書いたこんな場所で働くといいと思いますよってのが、僕が働いていたチェーン店には当てはまらず、
でも、あそこで学んだ事が今の僕を築いているので、その時学んだ事を書こうと思います。
18歳〜26歳まで大手のチェーン店で働いてたんですが、とりあえず今日は大学生の時の話。
僕のいたお店は物凄い繁忙店で(世界有数の売上を誇る)、まあそんな事は露知らず時給が高いという理由で選んだので最初は後悔しかありませんでした。
まず、働いてる人が100人ぐらいいて名前を覚えるのが大変。
たまにしかいない人いるし。
100人いるのにシフトが埋まらないという謎な現象も起きてたし。
仕事を覚えるのも営業時間中はずっと忙しいので大変。
お客さん優先なのでなかなか予定通りトレーニングが進まず。
常に人手不足で殺気立ってる人もいたなー。
全然思い描いていた場所ではなく、こんな所で続くかなーと思っていたけど4年間真面目に働いてました。
っで、このバイトの時に何を一番学んだのかというと、
昨日書いた、
結局お店って人だよなー。
って事。
働く理由もお客さんが来る理由も。
ここに繋がります。
(ようやく繋がった)
コーヒーの事とか、店舗運営の方法とか、人材育成とか、まあその辺も学べて貴重な経験にはなるんだけど、
そんな事よりも人だなーって経験の方が僕には大きかった。
そのお店は学生だけじゃなくて、様々な背景のある人が働いていて年齢も様々。
あと社員さんも多くて、
(今はこんな店舗ありえない)
これが本当に色々と考えるきっかけをくれました。
この人には何も敵わないなーって人と出会えたり、
この人の為なら頑張るかーと思える人に出会えたり、
この人と働きたくないなーって人もいれば、
距離感て大事だなーって経験をしたりと。
様々な立場の色々な人と関わる事が出来て、立ち振る舞いを学べたのが一番貴重な経験だったと思います。
その時の気分で言動が変わるような人は社員だろうが歳上だろうが信頼されない。
仕事処理の能力よりもコミュニケーションをちゃんと取れる方が大事。
相手の目線に合わせて話す事が出来る人は周りに人がついてくる。
どんなに忙しかろうが接客をちゃんとやってる人にはお客さんがつく。
まだまだ挙げていったらキリがないほど、この時の経験が今の僕の基礎を作ってるなと思ってます。
正直チェーン店の仕事自体は繁忙店であろうが難しくないです。
マニュアルが完備されてるし、人材育成の方法も確立しているので、誰でも出来るようになります。
(だからこそあの店舗数を展開出来る)
コーヒーの事はもちろん学べるけど、専門店と比べると見劣りはします。
店舗に焙煎してる人や仕入れをしてる人はいないしね。
でも、チェーン店だからこ沢山の人が働いていて(個人店はあんなに雇用出来ない)、そこから学べる事は大きいと思う。
それぞれのモチベーションも違うし、目的も違う(お金だったり、ブランドだったり、接客だったり)けど、同じお店を運営してるから共通言語はある。
その中で自分がどう振る舞うか、それが誰の為になるのか。
これを考えられたのはあのお店だからなのかなと思っています。
って事で、チェーン店で働くのも全然悪くないですよ。
ただ、コーヒー専門店で学べる事とちょっと違うだけで。
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