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忙しくても書く

雨の日が続いていた東京は、久しぶりに晴れて。

とてもじゃないけど、何かを書ける余裕がありません。

めちゃんこ忙しいのです。

並んでるお客さんを確認しては、次はこれを補充して、隙を見ては発注をして。

ドリンクを作りながら、あれやこれやを考えているのです。

すると、エスプレッソのシングルかダブルかが分からなくなり。

人によってはアイスとホットを間違えて作っていたりと。

マルチタスクが苦手なのを痛感しています。

電話をしながらメモを取る事もままならず。

電話をしながら他の人の会話も入ってくると全てが聞こえなくなり。

おかんがやっていた、肩で電話を挟みながら他の作業をするなんて、神の御業と見紛うほど。

これがちょっとした悩みだったんですが、おいでやす小田さんも同じタイプみたいでして。

タバコを吸う時にテレビを消していたみたいで。

吸うと見るが同時に出来ないと仰ってました。

僕はこのエピソードに救われたのです。

同じような人がいて、それでも楽しく生きているのが分かると楽になります。

勝手に同士みたいな気持ちになれて。

だから僕は書いているんです。

自分でお店をやってる人が悩んだ時、同じような人がいますよと声を上げているのです。

共感した所で売上は上がりませんし、何の改善にも繋がりません。

でも、少しは楽になると思っていて。

あー、お客さんに腹を立ててもいいんだ。

とか

あー、あのお店も昔は大変だったんだ。

とか

あー、お店って増やしていかなくてもいいんだ。

とか

メディアで紹介されるキラキラしたお店と比べては卑屈になるでしょ。

志も違えば、バックボーンも違うし、目標も違う。

みんな高尚なんです。

農園の地位向上とか、世界大会で優勝したいとか。

でも、みんながそうではないはずで。

もっと気楽に、もっとゆるく、もっと自分の為だったりすると思うんです。

でも、そんな声を聞ける場所は意外となくて。

そんな声を上げる人もあんまりいないですし。

必要としてる人はいるのにな。と、思っているから書いてます。

勝手にそんなのを背負い込んでるせいで、書かないという選択肢が無くなりまして。

めちゃんこ忙しくても、これはやろうと決めているのです。

よし、今日も無事に書けた。

僕は誰かの為なら動ける。と、再認識しました。

なんと恩着せがましく、良い人アピールが過ぎるのでしょうか。

では、今日はこの辺で。




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