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THE LATTE TOKYOが人を雇わない理由。加筆・修正版 ②

昨日の続き。コーヒー業界に興味のない人ごめんなさい。

・複数店舗展開している

複数店舗展開している所は人材育成のマニュアルが整っている可能性が高いです。

マニュアルがなかったとしても教え方が下手ではないと思う。多分。

過去の経験上、教えるのが上手い人の下で働くのと、そうでない人の下で働くのとでは雲泥の差がでます。

これは人柄が良い悪いとかのレベルではなく、人を教えるのにも技術がいるから。

まあ、複数店舗を展開出来るという事は人材が定着しているという事で、人材の定着には働きやすい環境が必要で、その働きやすい環境ってのは店主が意識しないと出来なくて、個人店は精神論で乗り切ってる所もあるんだけどそんなんじゃ複数店舗の展開なんて出来るはずもない。

って事で、人材が定着していて、複数店舗を展開しているお店で働くと成長も早いし、それなりに働きやすいんじゃないかと思います。

ただ、この働きやすいってのは楽してお金を稼げるって意味じゃないですからね。ある程度の意識の高さはきっと求められます。僕なら求める。

注意してほしいのが1年に何店舗も展開し、急拡大している所。これは別。現場の育成が間に合ってなくて混乱している可能性が高いので。

常に人材募集をしている所は気をつけた方がいいかも。人手不足倒産が起きる可能性もあるので。

・繁盛店

これは単純にドリンクを作る回数も多くなるし、お客様と接する機会が多いからです。

どんなに知識や技術を学べても、サービスを学ぶには直接お客さんと接しないとなかなか難しい。

あとは、繁盛店には繁盛する理由があるので、それを学べます。まあ自分で考えるんだけど。

ドリンクのクオリティなのか、接客なのか、立地なのか、メディア戦略なのか、色々な要因があると思うので、それらを中の人として学べるのは貴重。外からじゃ絶対に分からない事がある。

あと、一日どれぐらいのお客様対応をすると疲労を感じるのか、どれくらいのドリンク量を捌けるのか。

自分のキャパシティを知れる事も大きいです。独立する時に役立ちます。

あとは繁盛店はスタッフの数も多いので、そこでの学びも大きな財産になります。

同じお店を運営しているのにモチベーションの差があったり、合う合わないが出てきたり、尊敬する人の出会えたりと。

結局お店って人だよなー。働く理由もお客さんが来る理由も。とアルバイト時代に思ったのが貴重な経験となっています。

以上。

改めて思いましたが、当店で学べる事はほとんどありません。

せっかくコーヒー業界に興味を持ったなら、ちゃんと成長できる場所に身を置いたほうがいいと思います。

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