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奥手であるがゆえに

「出会いたい人って出会いませんか?」

昨日、仲良くさせていただいているパン屋さんの主人とご飯に行きまして。

その会話の中で出てきたのが、この言葉で。

たしか、お店の話をしていて、僕がお店の魅力を話したんです。

「お店があるから出会える人っていますよね」と。

すると、返ってきたのが冒頭の言葉で。

「でも、お店が無くても出会いたい人とは出会いませんか?」と。

分かる。

でも、僕にはお店がないと駄目だと説明しました。

極端に奥手な性格なのです。

今までに、男性女性問わず連絡先を聞いた事もないぐらいに。

この方との出会いも、お店に来てもらったから始まった縁で。

あの人も、あの人も、あの人も。

みんな、お店に足を運んでいただいたから始まりました。

お前が出向けよ!と、思うかな?

無理無理、そんな自信は無い。

僕にだって会いたい人がいて、ゆっくり話したい人もいる。

例えば、その人がお店をやっていて、行けば会える状態であったとして。

行くには行くかな。

いや、それすらも怪しいか。

好き故に近寄れない気もする。

自己紹介なんて以ての外だ。

恥ずかしいし、怖い。

僕に一ミリも興味がないであろう人に、私はこういう者でして、お会いしたかったんです。

なんて、言えない。

行けたとしても、黙って遠くで眺め、努めて良い客であろうとするでしょう。

外に出ると、自分なんてミジンコぐらいの存在価値だと思ってる節があるのです。

でも、お店にいると来てくれて。

もうね、これは非常に助かるんです。

少なくとも僕に会いに来てくれているという事は、嫌いなはずがなく。

それだけで、安心して話せるといいますか。

僕もお会いしたかったんですと、素直に言えるといいますか。

あまりにも奥手で、あまりにも内弁慶だ。

この性格は直りそうにないので、だからこそ種は蒔くようにしていて。

それがnoteだったり、毎日営業するだったり、僕が常にいるだったりするんです。

noteでは匂わせる事もあれば、来てほしい人に遠回しに呼びかける事もあったり、興味を持ってもらえそうな事を書いたりと。

実に工夫に溢れていて。

(自分で言う事ではない)

毎日営業していれば、好きなタイミングで来れるし、行けない理由を見つけるほうが難しく。

僕が常にいれば、いるかいないかの心配をする必要がなく、声をかける相手を間違える事もない。

なんて会いやすく、なんと声をかけやすい環境なんでしょうか。

(自分で言う事ではない)

なので、出会いたい人とは出会える事が多いです。

でもそれは、来てくれた人のお陰です。

縁があった方々、足を運んでいただきありがとうございました。

これからも何卒よろしくお願いします。

はて、こんなオチにしたかったんだっけか。


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