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店主の考え

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2020年4月の記事一覧

信用は満月のよう、一度壊れれば日に日に欠けていく。ES→CSを大事に。

タイトルはドイツのことわざ。 日本語だと、覆水盆に返らず。 なぜこんな書き出しかと言うと、ちょっと前に話題になったニュースから。 『ニトリ店員「休業」求めるSOS 自粛後も混雑続き「年末並み」「ボロボロです」...会社側の反応は?』 本当に現場で働か”され”てる人には頭が下がります。 こんな時だからこそ働かなきゃって気持ちも分かるし(お客様の為、生活の為)、逆に働きたくないって気持ちもよく分かる(感染の恐怖)。 お店をやるやらないは社長判断だし、ニトリの社長は割と

自分でお店をやる事の楽しさ。noteでの出会い。

お店に新しい看板が届きました。 いいでしょ? これは先日書いた『KEEP YOUR SHOP AND YOUR SHOP KEEPS YOU』 この言葉をnoteで紹介していたドケットストアさんに作っていただきました。 ドケットストアさんは元々noteでフォローしていまして、お店で取り扱ってる商品がイケてるのと、その文章の熱量とユーモアが心地よいので、是非知ってほしいです。 ちなみに下記がコンセプト。 シンプルで優しい 「シンプルで優しい」をコンセプトに文具や収納

お店をやられてる方に向けて。noteの続け方。僕が毎日投稿出来る理由。

『#noteの書き方』というお題に乗っかろうかと。 2019/12/31から書き始めて、本日まで毎日投稿を続けてきました。 文章の書き方や刺さる文言、魅力的なタイトルの付け方とかは未だにさっぱり分かりません。 参考にした人もいないし、書くことについて勉強もしてません。(得意げに書く事じゃないな) でも、ここまで続けられた事なら書けると思ったので、少しでも参考になればと。 特にお店をやられている方には。 僕は小さなカフェをやってるので、まずはお店の事を書いていました

稼ぐ事について。足し算じゃなくて引き算で考える。

昨日書いた、今回の騒動で大きく広げる事の恐さを知りました。 これは飲食店をやってる人はみんな思ったんじゃないかな〜。 もし自分が何店舗もやってたら、、、って考えるだけでゾッとする。 お金だけじゃなくて、従業員の事を考えると眠れないほど悩むな。 きっと。 僕は考える事を減らしたいタイプなので、今回の騒動でやっぱり自分の力だけの多店舗展開はやらないんだろうなと思いました。 多店舗展開をしないと儲からないのでは? って思う人いますよね。 これから飲食店をやりたいって

思い入れが判断を鈍らせる

先日ロイターにこんな記事がありました。 『世界のCEO、「U」字型の景気後退を予想 存亡の危機も=調査』 その中にこんな文章が。 『接客・飲食業界では事業存続の危機にあるとの回答が最も多く、41%。航空業界では30%、卸売・小売業界では19%だった。』 これを見た時にちょっと悲しくなりました。世界の優秀な経営者でもそうなのか。 もっと気を引き締めなきゃなと思った訳ですが、やっぱり飲食店は厳しいのかなーと。 何でこんなに飲食店が厳しいのかと言いますと、売上がないのに

何があってもお店の価値は今も昔も変わらない。

ここ数日お店の価値みたいな事を書いていますが、今日もそんな感じ。 今みたいなお店としての機能がきちんと果たせない状況だと、逆にお店の価値とはなんなのかと考える事が増えます。 頭の良い人達や感度の高い人達が「アフターコロナ」や「ウィズコロナ」という言葉を使って、今後の事を色々と予想しています。 オンライン化の加速。 店舗の価値低下。 一等地の定義が変わる。 無駄な固定費、人件費をかけないスタイルになっていく、、、、、 まあ特に目新しい事は言っていないのですが、ここ

守ってくれたからこその責任

『KEEP YOUR SHOP AND YOUR SHOP KEEPS YOU』 noteで知ったドケットストアさんの記事に書いてあった言葉です。 あなたがお店を守れ。お店もあなたを守る。 なんとなく意味は分かるでしょ? この言葉を見つけた時に全国民が知るべきだ!と冗談抜きで思いました。 いや、ホントに。 ここでも何回か書いてるけど、 お店は簡単に潰れるから行ける時に行こうね。後悔しても遅いよってやつです。 これをうまく言葉にする事が出来ないなーと、もどかしい

自分の為の消費じゃなくて、好きな人への投資

好きなお店の為に何が出来るか。 この考え方を学んでからお金の使い方が変わりました。 これは服だけじゃなくて、色々な所でも。 例えば本を買う場合は古い作品でも中古で買わない。 好きな作家さんの場合だけだけど。 (本に携わった人に全くお金が入らない為) 次にどこで買うかって考える。 すると残ってほしい本屋で買おうってなる。 じゃあ何で僕はこの本屋に残ってほしいんだろうと考える。 セレクトがいいからなのか、店員さんが親切だからなのか、平置きのセンスがいいからなのか

お金の使い方を考えるようになったきっかけ。

身銭を切るという事。 一昨日の引用では寄付とかちょっと大きな事で使ってたけど、この考え方は凄い大事だと思う。 身銭を切るというと大層な事に聞こえてしまうので、お金を考えて使う。の方が分かりやすいかな。ちょっと身銭を切ると意味合いは変わっちゃうけど。 この考えはちょっと意識するだけで大分変わる。 そして、あまり意識してない人が多いと思っている。 でも、僕はこれで人生が変わったんです。 なんかダイエットの広告みたいだな。 僕は高校生の時から部活をやるならお金を稼ごう

飲食店の経営者が何も考えてないと思ってる人が多い説

3日前書いた「飲食店をやってる人はみんな何も考えてないバカだとでも思ってるのか。」 これはちょっと強い言葉に聞こえるかもしれないんですけど、よく感じるんですよ。 別に怒ってる訳じゃないですよ。全然怒ってない。ホントに。 何でかな〜って思ってるだけです。 飲食店をやってる人は納得してくれる人いるんじゃないかと。 特にカジュアルなお店は。 なぜか経営に関してアドバイスをされる事が多い。 全くの門外漢の人から学生までいる。 僕の年齢のせいもあるんだろうけど。 あと

身銭を切るという事。外出自粛は2週間が限界説。

今日はちょっと長めの引用から。 DMM会長のちょっと昔のインタビューです。 「お金にならなくてもいいから、社会のためにこれをやりたい」みたいなアイデアはたくさん上がってくる。 ほかにも、地震とか、洪水とかである地域が大きな被害を受けた、みたいなニュースがあると、「うちの会社は寄付しないんですか」という声を上げる社員がいる。 それで「わかった、じゃあみんなが出してくれた額だけ寄付しよう」と言うと、シーンとしちゃうんだよね。 身銭を切らないでいいことをするのはいちばん気

お金が尽きる前に、心が折れる。

昨日の冒頭で書いた「休業要請協力金の対象から漏れました」。 きっと感想は「ふーん」もしくは、「へー」、ほとんどの人は読み流したと思う。 そうなると思ったけど、書きたくなるほど残念だったんです。 本当にめっちゃテンション下がったし、心が折れそうになりました。 これの詳細はきっと事業をやってる人しか知らないと思う。 どれぐらいの金額が貰えて、どんな事業者が対象なのか。 それによって対象になった事業者がどんな対応を取れるようになるか。 これに漏れた事業者はどんな対応を

マーケティングとか戦略とかじゃなくて。

休業要請協力金の対象から漏れました!残念!なので、本日も通常営業です!! 昨日の続きみたいな事を書こうかと。 マーケティングとか集客方法か。 僕はそれも勉強してないし、あまり考えてない。 基本的に相方の甲斐が考えてくれてるので、それに甘えてるってのがあるけど。 よくマーケティングマーケティング言うじゃないですか。あとは横文字いっぱいの戦略とか。 そんな本も沢山ある。 これさえ読めば分かる飲食店のマーケティング!みたいな。しらんけど。 でもね、僕はチェーン店で働

自分の頭で考える習慣をつけよう

本日はカフェやりたいって人以外は面白くないと思います。 先に謝っておきます。 昨日書いた「今は学びの時期」とか書くと急にカフェの経営書を買っちゃう人がいると思います。 『絶対成功するカフェ経営』みたいな。 (そんな本あるか知らんけど) ちょっと待って。 僕は一行もそんな事を書いてない。 基本的に体験ベースだったり、お店が発信する情報や声を見て聞いて学んだほうがいいと書いてます。 めちゃめちゃ語弊のある言い方をすると、カフェの経営はそんな専門書を読むほど複雑じゃ