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【経営学について実務での気づき⑥】青い働き方or赤い働き方

こんばんは、ひよこぶちょーです!
本日も数ある記事の中からご覧いただき誠にありがとうございます。
本日は実務というわけでは無いですが、良い気づきがあったのでシェアさせていただきます。

イノベーションについて

以前書かせていただいた通り、運よく会社がINSEADとコラボレーションして提供してくれているMBAプログラムに参加しております。
なぜMBA修了して、また?と聞かれることが多いのですが、理由は3つあります。

1. INSEADのMBAプログラムに興味があったから
2. WBSで学んだ内容を英語でも学びたかったから
3. 世界中で働く同僚とケースを通じて討議したかったから

そしてModule2はイノベーションに関してです。
INSEADの講義で学んだイノベーションの定義とは、企業のNoveltyと顧客のNeedがあり、企業はInvention、そして顧客はInsightを提供し、その混ざり合ったところがイノベーションになるというものでした。

持続的イノベーションと破壊的イノベーション

ご存知の方も多いかと思いますが、破壊的イノベーションとは、1997年にHarvard Business Schoolの教授であったクリステンセン氏の著書『イノベーションのジレンマ』で提唱された概念です。既存事業のルールを破壊し、業界構造を劇的に変化させるイノベーションのことを指します。

現行の市場競争の秩序を根底から破壊し、既存企業のシェアが大幅に低下するほどの影響を与える革新的なイノベーションという概念です。

この破壊的イノベーションは、性能を向上させる「持続的イノベーション」とは対局にある概念で、大企業や優良企業ほど見落としやすいようです。

不確実性の高まり

仕事をしていると、イノベーションを起こそうと力を入れている企業が多いと感じます。
昨今"不確実性が高まっている"と聞かれる方も多いのではないでしょうか。これは新型コロナ感染症が流行したからでは無く、市場の不確実性、技術の不確実性、そして需要の不確実性が現代の不確実性カテゴリだと言われております。
んー不確実なことだらけ。

これから求められる働き方

ここが本日一番お伝えしたいことです。
INSEADの講義ではTwo Ways of Workingとして、”Blue”と”Red”という形で区分しておりました。

Red way of workingの特徴

・綿密な計画
・失敗を回避する
・厳密な分析
・きれいなビジネスプランやPPT
・Annualでの評価
・合理化と最大化

これから先の世の中や市場が想定出来た時はこのRed way of Workingが合理的だったようです。確かに、来年起こること、顧客のニーズが予想出来れば上記が必要だと腹落ちします。

Blue way of workingの特徴

・トライアル&エラー
・早期の失敗
・綿密なテスト/パイロットケース
・顧客に集中する
・継続性を持たせる
・Doing
・Learning/Minimization

不確実性が高まっている現代の世の中、市場では上記が必要になるのも当たり前だと理解出来ました。綿密な計画を練っている間に外的環境や顧客ニーズが変化してしまうのです。長い開発期間を経てLaunchした製品も、販売する頃にはその顧客ニーズは消滅しているのが高いのです。

最後のDoingの部分は英語そのままの方が伝わりやすいかなと考え、そのままにさせていただきました。以上、Module2 Week1の気付きでした。

本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
それでは皆様良い週末をお過ごしください!また明日!

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