【英語勉強法について⑤】-文法(仮定法)-
目次
1.仮定法なんて使わない!?
前回はリスニングの学習法についてシェアさせていただきました。
今回は私が英語の師匠に教わった内容で参考になったものを僭越ながらシェアさせていただきます。
「早速参考にして始めてみました」、「すごく参考になります」等リアルでLINEやMessangerで連絡をくださった皆様、ありがとうございます!
少しでもお役に立てているのであれば励みになります。
今回は先日友人と英語について話していて、『実際の会話で仮定法なんてあまり使わないよね』というコメントがあったので題材にさせていただきました。
あくまで私個人の意見ですが、ネイティブスピーカー(ドラマ等)もめちゃくちゃ使っていると感じます!そしてTOEIC(特にPart5,7)でも多く使われています!
ではなぜ、あまり使わないという意見がチラホラ出るのか、これは我々日本人が学んできた仮定法と、ネイティブスピーカーが感覚で使用している仮定法が違っているからだと考えております。
皆様仮定法についてどんなイメージをお持ちでしょうか。
「If使うやつ!」、「”もし~ならば”でしょ」、「時制を過去形に!」等々、中学校や高校の際に学ばれたと思います。
2.直接法と仮定法の区別
ご存知の方も多いでしょうが、
直接法:事実をありのままに表現する
例:明日雨なら私は家にいます。
If it rain tomorrow, I will stay at home.
仮定法:事実がAであるが、もしBだとしたらを表現する
例:私がスーパーヒーローなら、空を飛べるのだが。
If I was (were) super hero, I could fly in the air.
どちらも日本語なら文頭に”もし”が付きそうな文ですよね。
上述通り、直接法はありそうな事実に関して述べているだけ。それに対して仮定法は事実とは異なることを述べています。
学校で英語を教わった際に「仮定法の時は時制が過去になるから覚えておくように!」と言われた方もいらっしゃるかと思います。
なぜ時制がズレるのでしょうか。
3.時制をズラすことで心理的な距離を表している
ネイティブスピーカーは仮定法、つまり事実とは異なることに関して述べる際に敢えて動詞の時制をズラし、”現在のことでも事実とは異なることを表していますよ”と表現しているのです。
例えばお土産もの屋さんで、欲しいお土産(1,500円)に対して所持金が1,000円だった場合。今十分なお金を持っていない(反事実)を過去形を使って表現しています。
そしてドラマ等で使われる際はIfは省略されています。しかし、「あれ、現在のことなのに過去形で表現してるぞ」と気づくことが出来れば、反事実を述べているのだと理解出来ます。
ちなみに丁寧な言い回しとして知られるCould you~、Would you~に過去形が用いられている理由は、初対面や目上の人に対して心理的な距離を表現するためだと教えてもらいました。
自信が教わったことを忘れないようにすること、同じく英語学習をされている方の参考になることを目的に書いておりますが、万が一間違っておりましたら予め謝罪申し上げます。(その際はご教示いただけますと幸甚です。)
本日も読んでいただき誠にありがとうございました。同じく英語学習を志す方の一助にでもなれば大変嬉しいです。それでは!
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