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聲の形

最近、映画をよく見るのですが感動を受けた聲の形についてちょっと自分なりに綴りたいと思います。

といっても自分は、浅い人間なので小並みなコメントしかできないのですが、、(ぴえんです)

簡単に前提をお話すると
聲の形の主人公の石田将也は、聴覚障害のある西宮硝子を小学生の時に補聴器を壊す、耳元で大声を出すといった小学生特有の残酷な仕打ちをします。

小学生って大人が思っている以上に大人で、ひどい仕打ちだってできてしまう。

もちろん、人に癒えない心の傷をつけたのだからそこは償いきれない罪を背負って今後生きていくしかない。それを理解したときにはもう手遅れ。自分の仲間を失い家族にも多大な迷惑をかける。

素の自分は、こういったいじめっ子なので気持ちがよくわかります。石田君の行動はちくいちさみしさがあって誰か分かってよって自分には聞こえてくるんですよねぇ。

とっても残念なのは、みんなほんとは仲良くしたいだけ。居場所が欲しいだけなのに、誰の居場所にもなっていないということ。

しょうこさんもほんとに心が綺麗でかわいい女の子なのに、ただもともと耳が聞こえなかったというギャップだけで周りから置いて行かれる。
しょうこさんとしょうやくんのケンカのシーンは、「どうして私の居場所を邪魔するの?」っていうお互いの声が聞こえてきました。

しょうこさんが石田君のことを好きになったのは、わずか人しか私のことをわかってくれない。ほか大多数の人は罵倒してくるし、それを貫いて生きていくしかないと思っていた。石田君もその一人だったけど、彼は自分の行いにすごく反省をして分かりあおうと努力してくれた。そのひたむきさなんですかね。


僕も心を傷つけたあの人にいつになったら許してもらえるかな、なんて思いながら今日も生きています。
会いたいという気持ちと会ったらなんていわれるんだろうっていう気持ちの狭間で今日も生きています。

罰則は受ければそれですむけど、罪という意識はこれからの人生ずっと続く。

今日も素敵な一日になりますように

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