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耳で走る

こんにちは、なおつぐです。
昨日から一章ずつ星の王子さまの写経をしているのですがそこで気づいたことをお話できればと思います。

まず星の王子さまを読んでない人は買って読んでください。不朽の名作の小説です。
僕の中では、バイブルのような存在で困ったときには振り返って読むとどう進むべきなのか教えてくれます。

そんな本をかみしめたくて、写経をしてみることにしました。
グーテンベルクが活版印刷を発明する以前は
人々は写経や掘ることで書面での情報を伝達していたことを考えると
昔の人のすごさに圧倒されます。

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写経は心の鏡。
最初40分くらいまでは集中してできても、
プチっと集中力が切れるとスマホの通知を確認したり一分しかたっていないのに時刻を確認したり、、、といった感じになります。
「これ、いつ終わるんだろう」「こんなことやるのに意味あるんかな」とかどんどん自分の嫌な心の声が聞こえてきます。

だんだんそれが字にも現れてきて、間違った箇所を写経したり移し間違えも多くなってきます。
どうしてだろう、そう思ったときにふとペンを握る指に力が入りすぎていることに気づきました。

きれいな字を書こうとペンを制御しようとすると力んでしまいあまりいい字もかけず体力ばかりが消耗してしまう。
「脱力した状態で、無意識化で作業をする」
これがもっとも長時間集中した状態でパフォーマンス高く物事をこなすコツだなって改めて思いました。

以前、陸上マガジンでトップアスリートが「耳で走る」という感覚を意識しているというコラムを見たことがあります。
意識するのは体幹だけ。体幹だけ集中しているとだんだん体の力が伝わる範囲が広くなっていく。

足だけで走る人。
骨盤まで意識して走れる人。
腕の振りまで原動力にして走れる人。
まるで耳から足が生えているかのように全身のすべての力を動力に変えて走れる人。

力をすべて抜き、大切な箇所のみ見つめ後は自然の力に身を任せる。
この感覚を久しぶりに自分の中に落とし込んでいきたいと思います

今日も皆さんにとって素敵な一日になりますように

なおつぐ

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↑絵が下手😅 みがきます

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